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掲載日:2019年6月26日

平成28年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(浅野目義英議員)

インフラツーリズムはインパクトある観光政策として有効ではないか

Q 浅野目義英議員(民進・無所属

この質問は、埼玉県土を守り、風格あるダム、橋、トンネルなどのインフラを観光資源として活用することは、インパクトのある政策になる可能性として有効ではないかというものです。今後は、インフラツーリズムをきちっと推進していくことで、地域の新しい魅力が創出されるとともに、1人でも多くの埼玉県内外の方々に埼玉県のインフラの役割と土木行政を正しく理解していただくことができるはずと思われます。
岡山県では、親子限定インフラツーリズムがあります。「~親子で橋の点検を体験してみよう~普段利用している橋はどうやって点検してるんだろう?」とのふれ込みで、インフラ施設の点検を実際に体験できるツアーに仕立ててあります。
また、建造物ではなく、東京都道路整備保全公社では、都内で行う道路建設工事や道路関連施設などを見学する「街路樹ツアー~丸の内界隈に秋の街路樹を訪ねる~」を企画・開催しています。
繰り返して申し上げますが、埼玉県には優れた技術で造られたもの、美しいデザインのもの、巨大なもの、歴史のある多くのインフラがあります。管理している埼玉県では、当たり前のような何げないインフラでも、県民にとっては非日常を感じるものであります。胸を高鳴らせる刺激的なものです。そもそも血税を投入して造られたインフラは、県民に理解してもらい、関心を持ってもらい、なお好きになってもらわないと、その存在の意義は小さいものと思われます。これらについて、産業労働部長の見解を求めます。

A 立川吉朗 産業労働部長

議員お話のとおり、県内のダムや橋などのインフラは重要な観光資源であり、インフラツーリズムはインフラの役割などについて理解を深めてもらうためにも大変有効であると考えております。
県内には滝沢ダム、浦山ダム、利根大堰、秩父公園橋などインフラツーリズムの資源となる施設が数多くあります。
春日部市にある世界最大級の首都圏外郭放水路は、地下神殿と呼ばれており、その巨大さ、美しさに加え、川の魅力や洪水の怖さも学べる施設「龍Q館」も併設されております。
このため、首都圏外郭放水路を訪日教育旅行の視察先として、台湾の教育関係者に積極的に売り込みを行ってきたところでございます。
本年5月には、台北市立第一女子高級中学の生徒45名が川越の菓子屋横丁や鉄道博物館、首都圏外郭放水路と龍Q館を訪問いたしまして、大変好評でございました。
今後は、首都圏外郭放水路だけでなく、ダムや橋などのインフラ施設の視察についても提案してまいります。
また、平成27年度に実施しました「埼玉の『絶景』写真投稿Twitterキャンペーン」では、81点もの写真が投稿されました。
今年度は、「ダム編」「橋編」などジャンルを設けた写真投稿キャンペーンを行い、インフラツーリズムの魅力を発信、紹介してまいります。
また、新たな取組として、県内のインフラ施設の周遊ルートを企画し、施設の情報とともに埼玉県公式観光サイト「ちょこたび埼玉」やフェイスブック、ツイッターで発信してまいります。
県内のダムや橋などの既存のインフラを観光資源として徹底活用し、その魅力を国内外にアピールし、観光客の誘致に積極的に取り組んでまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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