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掲載日:2023年8月15日

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新型コロナウイルス感染症とこころのケア

こちらのページでは、感染症の影響下において、こころの健康を保つために日頃できる対処方法や相談窓口について情報提供を行っております。ご自身のこころの健康のケアのために是非ご利用ください。

 

こころの相談窓口について

エッセンシャルワーカーの皆さんへ

こころの健康を保ち続けるためにできること

生活様式の変化とこころのケアについて

緊急的なこころのケアについて

「喪失」と「悲嘆」へのこころのケア

長引く心身の不調とこころのケアについて

10~30代のあなたへ(相談のすすめ)

こころのケアに関する情報 

 

こころの相談窓口について

対象:埼玉県にお住まいの方(さいたま市を除く) 

■「埼玉県こころの電話

電話番号:048-723-1447(平日9時~17時)

さいたま市民の方にはさいたま市こころの電話(048-762-8554)をご案内しています。

 

*この電話相談は、不安な気持ちや日常を落ち着いて過ごすための方法等について、皆さまとご一緒に考えることを目指しています。

*多くのご相談をいただくことが予想されます。つながりにくい際には、申し訳ありませんがお時間を置いてからおかけ直しくださいますようお願いいたします。

*多くのご相談をお受けするために、相談時間は15分~20分程度とさせていただきます。

*ウイルス感染の検査や経済支援の制度等につきましては、それぞれの窓口等にお問い合わせくださいますようお願いいたします。

*聴覚障害がありご相談を希望される方はこちらよりお問い合わせくださいますようお願いいたします。

 

■「精神保健福祉相談

面接相談(予約制)をご利用いただくこともできます。

電話番号:048-723-6811(予約専用 平日9時~17時)

さいたま市民の方には「さいたま市こころの健康センター」をご案内しています。

 

土曜日、日曜日、祝日、国民の休日、年末年始(12月29日から1月3日)は、埼玉県立精神保健福祉センターの業務は休業となります。ご了承ください。

 

エッセンシャルワーカーの皆さんへ

新型コロナウイルス感染症に係るエッセンシャルワーカーのためのこころの相談窓口(PDF:652KB)

■「エッセンシャルワーカーこころの相談」

電話番号:048-723-6888

時間:平日9時00分~17時00分

対象:埼玉県内在勤・在住の医療機関(救急隊を含む)従事者、福祉施設(学童・保育施設含む)職員、その他のエッセンシャルワーカー(スーパーの店員、宅配・配達等の物流に携わる従事者など)

 

気を張った状態が続きゆっくり休めないこともあると思います。

30分だけ頑張るのをやめて、今の気持ちをそのまま吐き出してみませんか。

 

様々なストレスや困難がありながらも落ち着いて働くための大切なポイントが5つあります。

働いている方に大切な5つのポイント(PDF:456KB)

 

こころの健康を保ち続けるためにできること

まず、ご自身の状態について知ることが大切です。セルフチェックシートでこころと体と対処方法について確認してみてください。

セルフチェックシート(PDF:473KB)

 

こころの健康を保つための6つのポイントを意識することが、落ち着いた生活に繋がります。ぜひ実践してみてください。

こころの健康を保つための6つのポイント(PDF:631KB)

 

家族・友人・同僚などの身近な人への接し方には4つのポイントがあります。お互いの健康を保つことに役立ちますのでぜひ取り組んでみてください。

身近にいる方々との接し方(PDF:404KB)

  

生活様式の変化とこころのケアについて

日常生活、仕事、学業、余暇の過ごし方、対人関係など、生活様式が変化するとこころと体に大きなストレスがかかることがあります。こうした変化に伴い、ストレス解消として始めたことが、時には不健康な生活習慣として定着してしまう場合があります。

 

特に

・アルコールや喫煙の習慣

・競馬、競輪、競艇、オートレース、パチンコ、スロット等のギャンブリング

・ゲーム

・サイト閲覧、SNS、動画視聴等のインターネット利用

・処方薬・市販薬の飲み方等の薬の使い方

 

これらの習慣や余暇の過ごし方は、回数・頻度・時間の調節に時間がかかります。こころの健康を保ち、今後の生活にスムーズに適応できるように、以前と比べて量や頻度が増えているかどうか確認してみてください。

そして、増えている方は以下を参考にしてみてください。

不健康な生活習慣を定着させないための3つのポイント(PDF:634KB)

 また、ご家族やご友人の方の生活習慣に気になることがある方は声をかけてあげてみてください。

 

なお、ご自身でコントロールすることが難しい、やめたい(減らしたい)けれどやめられない(減らせない)、本人が聞く耳を持ってくれないが心配、注意すると悪化を招く恐れがあるという方がいらっしゃいましたら、依存問題でお困りの方をご覧ください。

 

緊急的なこころのケアについて

私達にはこころと体を一定の状態に保ち、変化に適応しようとする力が備わっています。しかし、ストレスが大きすぎると知らず知らずのうちにこころと体がSOSを出すようなことも起こりえます。ご自身や身近な人のSOSを見逃さず、ケアにつなげることがとても大切です。特に、以下のような状態が見られるときは、SOSのサインですので早めのケアが必要になります。

【こころと体のSOSチェック】(PDF:353KB)

 

参考リーフレット :

【こころを元気にする方法】(PDF:522KB)

【こころ、元気ですか?】(PDF:1,029KB)

 

ご自身で対処しようとしても、こうしたSOSが1日中、2週間程度持続して続いている場合はうつ病などのこころの病気にかかっている可能性があります。精神科や心療内科を受診しましょう。また、お住まいの市町村窓口や管轄保健所精神保健福祉センターでも相談が出来ます。

 

また、ご親族、ご友人、職場の同僚・上司・部下、施設・機関利用者等の身近な人や出会った人がSOSのサインを発している事に気が付いた時、どう対応したらよいか戸惑われるかと思います。そのような時は「見る」、「聞く」、「繋ぐ」を大事にして、相手に寄り添ったサポートがまずは大切です。

 

【SOSのサインに気づいたとき】(PDF:345KB)

 

「喪失」と「悲嘆」へのこころのケア

「喪失」と「悲嘆」はどちらも聞きなれない言葉かもしれません。

しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大と引き続いて起こった出来事をきっかけに、「喪失」と「悲嘆」を経験した方や現在も経験している方がいます。誰もが経験する可能性があり、深刻化する前にご自身や身近な人へのこころのケアが必要です。

「喪失」と「悲嘆」の例には以下のものがあります。ご自身、あるいは身近な方で経験されている方がいらっしゃいませんか?

 

「喪失」:仕事を失う、財産を失う、健康を損なう、目標や目的の頓挫、大切な方との死別など

「悲嘆」:大切な人や物をなくした時に生じる大きな痛みや打撃もしくは反応のこと(悲しみや怒り等の感情や動揺がコントロールできない、自分を責め続ける、絶望感に圧倒される、食欲の低下・不眠など)

 

「喪失」は予期せず突然起こることがあります。「喪失」は誰にとってもとてもショッキングな出来事ですので、受け止めきれない事もしばしばです。引き続いて起こる「悲嘆」は特別な病気や異常ではなく、こころと体の自然な反応なのです。

新型コロナウイルス感染症をきっかけに「喪失」と「悲嘆」を経験された方や身近な人に思い当たる方がいらっしゃるかと思います。「喪失」と「悲嘆」を経験された方、身近な人が経験した時にその人を支えるために大切なポイントが以下にありますのでご覧ください。

「喪失」と「悲嘆」を経験した時に大切なこと(PDF:478KB)

「喪失」と「悲嘆」を経験している人を支える時に大切なこと(PDF:396KB)

 

また、新型コロナウイルス感染症により、多数の亡くなられた方がいらっしゃいます。そして、数字には表れない、亡くなられた方のご家族やご友人、同僚等、亡くなられた方の周辺にはたくさんの人がいます。「喪失」の中でも特に死別は、こころと体の反応が深刻化しやすく、ご遺族や、遺された近しい方へのケアはとても大切です(大切な人を失うということ(PDF:946KB))。

 

生活様式に制限がある中では、今できる事に取り組むことが大切です。写真を飾ったり、故人に向けて手紙を書いたり、Line等のチャットアプリを通じてメッセージ・写真・動画といった想いや思い出を共有する事などが慰めになる場合もあります。

 

突然の出来事で自分も身近な人も混乱されている場合があるかと思います。

お一人で抱え込まず、精神保健福祉センター(048-723-6811)までお電話ください。

 

長引く心身の不調とこころのケアについて

こころと体の不調が、振り返ってみるとしばらく(2週間~1か月以上)続いていたり、まだ深刻ではないからとケアを後回しにしている場合は注意が必要です。

 

特に抑うつ気分と以下のような状態がほとんど一日中、それのない日よりもある日の方が多く、1か月以上持続している場合は専門家への相談が優先されます。

・食欲の減退または増加

・不眠または過眠

・気力の減退または疲労感

・自尊心の低下

・集中力の低下または決断困難

・将来に対する悲観的な見方

・死を考えることが増加

 

上記以外でも、直近の2週間~1か月程の間、いつもとは違うような状態が続いている時はケアが必要な場合もあります。(例:そわそわ落ち着かない、イライラや怒りっぽさ、外出できない、メディアに過度に敏感など)

まだ深刻ではないからと放っておかず、かかりつけの医療機関または、お住まいの市の市役所や保健センター等の身近な保健の相談窓口までお問い合わせください。

 

なお、精神保健福祉センターでもこころのケアにについての「受診をした方がいいのか?」、「本人は大丈夫と言っているんだけど…」、「段々ひどくなっているような…」等の心配や困りごとについて、ご本人やご家族からの精神保健福祉相談を承っています。

 

 10~30代のあなたへ「つながろう、こころの相談」(表)「つなげよう、こころの相談」(裏)若者向け相談啓発チラシのご案内

新型コロナウイルス感染症の影響が長引く中で、特に若者の皆様は、就職、進級、進路決定などにおいて思いもよらなかった困難に直面している方もいらっしゃるかもしれません。

「苦しいけど、どうしたらいいかわからない」、「もっと頑張らないと」など、気づけば追い込まれていませんか。思うようにいかないと感じるあなたには啓発チラシの表面を見ていただき、信頼できる方にまずはじっくり話してみませんか。

また、裏面は周囲の方向けのチラシとなっています。身近な若者に目を向けてみてください。いつも通りの平気そうな顔をしている若者が、実は追い込まれている可能性があります。チラシを手に、若者の声に耳を傾けてみてください。

啓発チラシ表面:「10~30代のあなたへ つながろう、こころの相談」裏面:「つなげよう、こころの相談」(PDF:3,510KB)

 

こころのケアに関する情報

 ・全国精神保健福祉センター長会
 「こころのケア公開資料(災害、事故、事件、学校危機等)」
http://www.zmhwc.jp/news_kokoronocare.html

・日本赤十字社

 「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう~負のスパイラルを断ち切るために」

http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/200326_006124.html

・ストレス災害時こころの情報支援センター

https://saigai-kokoro.ncnp.go.jp

 ・厚生労働省

 「SNS心の相談について」「生活環境の変化等でストレスを抱えている方へ」

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00094.html#snskokoro

 「 新型コロナウイルス流行中のこころの健康維持について」

https://www.mhlw.go.jp/content/000723599.pdf

・災害グリーフサポートプロジェクト(JDGS)

 「災害で大切な人をなくされた方を支援するためのウェブサイト」

https://jdgs.jp/

 

新型コロナウイルス感染症に関する情報

 埼玉県の新型コロナウイルス感染症に関する一般的な情報は埼玉県ホームページに掲載されています。

埼玉県ホームページ

 


お問い合わせ

福祉部 精神保健福祉センター 相談・自殺対策担当

郵便番号362-0806 埼玉県北足立郡伊奈町小室818-2

ファックス:048-723-1561

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