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掲載日:2025年11月14日
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冬季は大気がよどみやすく、窒素酸化物(NOx)をはじめとした大気汚染物質が高濃度になることがあります。
そのような場合は微小粒子状物質(PM2.5)が大気中で生成しやすくなるため、大気汚染物質の排出を抑えることが重要です。
九都県市では11月から1月を「冬季大気汚染対策」実施期間とし、大気汚染対策を呼びかけています。
また、環境省は、12月を大気汚染防止推進月間とし、きれいな空を守ることの大切さを呼びかけています。
1.冬季における大気汚染の状況(下図)
近年の状況を見ても、冬季はNOxの濃度が高くなる傾向が見られます。また、県内のPM2.5による大気汚染の状況をみると、特に晩秋から冬にかけて野焼きの影響と思われる成分が上昇する傾向にあります。
PM2.5の成分分析結果では、冬季は夏季に比べて硝酸イオンの割合が高くなる傾向にあります。PM2.5の削減にもつながるため、硝酸イオンの原因物質であるNOxの排出を削減することが重要です。


2.冬季の大気汚染対策について
大気汚染物質は燃料の燃焼により発生します。以下のことを心掛けましょう。
・暖房は適切に使用してください。
暖房は室温20℃で、重ね着などの工夫をしましょう。
節電対策にもなるため、経費節減につながります!
・「エコ通勤」を検討しましょう。
通勤方法をマイカーから公共交通機関(電車・バス)や自転車、徒歩などの環境にやさしい方法に切りかえる「エコ通勤」を検討しましょう。
・なるべく公共交通機関や自転車を使用しましょう。
天気のいい日はできるだけ徒歩・自転車で出かけるなど、移動の際には自転車や公共交通機関の使用を心がけましょう。
・環境にやさしい運転(エコドライブ)を心掛けましょう。
急発進・急停車を行わないエコドライブを実施しましょう。
環境にやさしいだけでなく、燃費改善や安全運転にもつながります!
・電動車(次世代自動車)等の地球にやさしい自動車を選びましょう。
自動車の買い替え時には電動車等の環境負荷の少ないものを選びましょう。
・ごみの野外焼却はやめましょう。
ごみの野外焼却は法令により原則禁止されています。
各自治体の指示に従い適切に処理しましょう。
3.関連情報
環境省「大気汚染防止推進月間」(外部リンク)
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