トップページ > 【スポーツで埼玉を元気にする!】山田優選手(フェンシング)
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2022年3月15日(火曜日)
東京オリンピックフェンシング男子エペ団体で金メダルに輝いた山田優選手は、現在、国際フェンシング連盟世界ランキング2位で、自衛隊体育学校に所属しています。
2014年世界ジュニア選手権優勝、2019年アジア選手権優勝、2020年グランプリブダペスト大会優勝を果たし、今回オリンピック初出場で個人戦6位入賞、団体戦金メダルを獲得しました。
知事及び県議会議長を表敬訪問された際のインタビューです!
〇フェンシングとは
フェンシングは、2人の選手が向かい合い、片手に持った剣で互いの有効面を攻防する競技で、種目はフルーレ、エペ、サーブルの3種目があります。使用する剣の形状や、得点となる有効面、優先権の有無などが種目ごとに異なります。フルーレ、エペ、サーブルの相違点の一つは、得点となるターゲットの範囲、つまり「有効面」です。フルーレは背中を含む胴体、エペは全身、サーブルは頭や両腕を含む上半身が有効面となっています。
(公益財団法人日本オリンピック委員会ホームページより)
近所の友人というかいじめっ子がやっていたので始めました。
子どもの頃は剣を使うことに憧れがあったので、剣を使えるのが魅力的だと思いました。
その近所の友人とは国内大会も一緒に出ていたのですが、勝てなくて悔しい思いをしていました。
フルーレで勝てなくてエペで出た試合で今の日本代表コーチと出会い、エペに転向しました。
お寿司屋さんですね。
小さいころからお寿司屋さんになりたかったです。
お寿司屋さんに対して憧れとか尊敬する気持ちがあって、金メダルをお寿司屋さんに見せた時も、お寿司屋さんの手で金メダルにさわってもらうことに緊張していました。
中学校の時はバスケットボール部に所属していたので、バスケットボールが得意です。
他の球技は得意ではなかったのですが、人よりはできるようになっていたいので、小さい頃からコソコソ練習してできるようになっていました。
サッカーのリフティングも最初は1回2回しかできなくても、コソコソ練習して、50回60回できるようになって、元からできている感じを出していました。
練習は嫌いだけど、嫌いな練習を、自分に対してどうやって楽しく思わせるかっていうやりとりが好きです。
妻が作る白菜と豚肉のミルフィーユ鍋が好きです。週1回は食べています。
選手村のメインダイニングには世界のいろいろな料理があって、味付けも外国人選手向けだったのですが、別の建物にあるカジュアルダイニングだと、お好み焼きやたこ焼きなど慣れ親しんだ日本人好みのメニューがありました。団体のメンバーたちとよく行っていました。
個人戦は、いつもは「負けたら自分の責任だから」と、のびのびできるのですが、今回は個人戦で勝ちたかったのですごく緊張しました。
団体戦は、いつもは「負けたらどうしよう、自分が負けたら終わってしまう」という気持ちでしたが、今回は個人戦で勝てなかった分、「このままでは終われない、何としてもやってやる」という気持ちの方が強かったです。
モチベーションはいろいろなところに関係してくると思うので、朝ご飯をしっかり食べて体調や気分を整える、しっかり食べてしっかり寝ることが一番だと思います。
次の3年後のパリオリンピックでは個人でも団体でも金メダルを取ることを目標にしています。
東京オリンピックでは、団体の出場権は開催国枠でした。まずは、3年後に向けて出場権を取るところを第一の目標としてやっていきたいと思っています。
東京2020オリンピック競技大会フェンシング競技金メダリスト山田優選手が知事及び議長を表敬訪問しました!(別ウィンドウで開きます)