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取組

2022年12月28日(水曜日)

プラチナキッズ・プラチナジュニアオリエンテーション

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令和3年2月21日(日曜日)に令和4年度の彩の国プラチナキッズ・ジュニア認定候補者に向けたオリエンテーションと彩の国プラチナジュニアモデルプログラムが県スポーツ総合センターにて実施されました。

【認定候補者オリエンテーションについて】

【プラチナキッズオリエンテーション】(小学5、6年生対象事業)

主な内容は、【事業概要説明】、【メディカルチェック】、【ユニフォーム採寸】でした。

「あなたがプラチナキッズに挑戦した理由は何ですか?」という深い問いかけから始まりました。

続いてプラチナキッズ出身で、世界に羽ばたくアスリートの紹介や、プラチナキッズ体力テストの分析、様々な競技種目の紹介もありました。

本格活動開始前ですが、自然とモチベーションが高まるような内容で、キッズ達も保護者のかたも熱心に話を聞いていました。

 

埼玉スポーツの未来を担うプラチナキッズ候補者達(現4、5年生)。とても良い姿勢です。

 

【プラチナジュニアオリエンテーション】(中学生対象事業)

主な内容は、キッズ同様【事業概要説明】、【メディカルチェック】、【ユニフォーム採寸】でした。

プラチナジュニアは、高校進学時に埼玉県を代表するトップアスリート候補として即戦力で本県選手強化事業に参加できる競技水準に達することをゴールとして、育成プログラムが組まれています。

(1)競技別プログラム(競技専門トレーニング・ラグビー・ライフル射撃・ボート)

(2)ASLワークショップfor PJ(スポーツ科学体験、スポーツ障害予防プログラム)

(3)プラチナ☆ジム(トレーニングサポート)

以上の3点を軸に、第1線で活躍する専門家による強化育成プログラムを受けられます。

プラチナジュニア(中学生対象)の全体オリエンテーションの様子。参加者全員が真剣な眼差しです。

 

競技別オリエンテーションの様子(ラグビー)

説明者は令和2年度全国高校ラグビー選手権大会埼玉県代表校、昌平高校の御代田 誠先生です。

熊谷でのラグビーW杯試合実施や、パナソニックワイルドナイツの移転など、埼玉でのラグビー人気は着々と高まっています。

 


競技別オリエンテーションの様子(ライフル射撃競技)

説明者はライフル射撃の強豪校、栄北高等学校の松田 信義先生です。

高等学校体育連盟のライフル射撃専門委員長と国民体育大会の埼玉県選手団ライフル射撃競技監督を務められている指導者です。

ライフル射撃は、一般的に競技に接する機会が少ないため、環境とセンスがあれば全国レベルの選手になれる可能性を秘めています。

 

【プラチナジュニアモデルプログラムについて】

 

アスリートライフスタイルプログラムの様子です。講師は前原 千佳先生

一流アスリートになるためには、ふだんの生活や考え方を見直す必要があることを実例紹介をしながらお話いただきました。

大谷翔平選手のアスリートライフプランの話はとても有名ですね。

筑波大学体育系研究員 稲垣 和希先生によるメンタルトレーニングの重要性のお話です。

メンタルトレーニングをすることで、アスリートにとって有用な「トレーニングの質を高める」「試合本番で実力を発揮できる」

という2つの効果があるそうです。

 

アスリートの食事について、スポーツ栄養学の視点から栄養サポートの重要性を教えて下さった

日本栄養士会公認スポーツ栄養士 小嶋 理恵子先生です。(公認スポーツ栄養士は全国で411名しかいません。)

勝ちたいなら口に入れるものに気を遣っていきましょう!

 

ラグビーのトレーニング体験を担当していただいたのは 井場 正知先生です。

俊敏性を高める動きや心拍数を上げる運動など多く実践しました。

 

井場先生トレーニングの様子です。ハードな内容もありましたが、流石選ばれしプラチナジュニア候補生たち。

しっかりとメニューをこなしていました。

 

ライフル射撃トレーニング体験担当の澤野 博先生

体の中心線や軸を意識するトレーニングです。

まずは壁を背にしてまっすぐ立ち、続いて壁から離れても同じように立てるかどうか。ふだんあまり意識していない感覚です。

 

朝増 秀和先生によるボートトレーニング体験の場面です。

体重移動時の体の使い方などを身に付ける動きをしました。参加者は筋がよく、きれいなフォームでした。

 

保護者向けに「アスリートの保護者として」の講義を行っていただいた

早稲田大学スポーツ科学部 堀野 博幸先生です。

競技力の要素や動機付けなど、毎日選手と接する保護者には知っておいてほしい内容が凝縮されていました。

 

早稲田大学スポーツ科学部 土黒 秀則先生です。

S&C(ストレングスアンドコンディショニング)について保護者向けにご講演頂きました。

一概にコンディショニングと言っても、それを支える基礎知識や専門職は多岐に渡り、

かつ、コンディショニングに関わる要素は様々あると分かりました。

調べて実践するには時間と労力が要りますが、そこから得られるリターンは果てしなく大きいです。