ここから本文です。
2024年3月27日(水曜日)
6月4日(日曜日)に障害の有無を問わず楽しめる、「ゴールボール体験会」を開催しました!
体験会は、ゴールボール日本代表も所属する埼玉ゴールボールクラブにご協力いただきました!埼玉ゴールボールクラブは、所沢市を拠点に活動しており、パラリンピックメダリストの安達選手・加藤選手にもご参加いただきました。
さらに、Vリーグに所属している女子バレーボールチームの埼玉上尾メディックスから青柳選手・目黒選手・栗栖選手・佐々木選手
Bリーグに所属している男子バスケットボールチームの越谷アルファーズから松山選手・駒沢選手・飯田選手
に参加していただきました!
日程:令和5年6月4日(日曜日)
時間:10時00分~12時00分
場所:埼玉県スポーツ総合センター アリーナ(上尾市東町3-1679)
埼玉ゴールボールクラブの方から、視覚障害やゴールボールについて説明をしていただきました。
視覚障害は全盲(視力が全くない)のほかに、弱視(弱い視力)、視野狭窄(視野の広さが狭くなる)といった障害もあります。
アイシェード体験を行いました。
音と触覚を頼りに、ゴールの端から端まで歩きます!
3人1組になり、声をかけながら、パス回しをしました。
パスをする人は相手の名前を呼び、パスを受け取る相手は手をたたいたり相手の名前を読んだりして位置を伝えます。
次は相手コートにパスを行いました。
ラインテープの下にタコ糸が入っていて、選手が位置を確認する際の目印となっています。
参加者は、ラインテープのタコ糸やゴールを触って投げる方向を確認します。
/方向を確認して… 勢いよく投げる!\
/ボールの音をよく聞いて… ナイスキャッチ!\
埼玉上尾メディックスと越谷アルファーズの選手が、埼玉ゴールボールクラブの選手と対決をしました!✊
トップチームの皆さんは、相手選手の間を狙って投げたり、果敢にボールをとめにいったりと、初めてとは思えないナイスプレーがたくさんありました!
また、いつもと違うスポーツをしている選手の様子に、見学しているファンの皆さんからたくさんの拍手が起こりました!
《埼玉上尾メディックス》
《越谷アルファーズ》
ゴールボールクラブの皆さんのスピード感あるプレーや、的確にボールをとめる姿をみて、参加者から歓声が沸き上がりました!
《埼玉ゴールボールクラブ》
体験会終了後、参加者の皆さんにアンケートを実施しました!
「最初は見えない状態でできるか不安だったが、丁寧な説明で楽しかった!」
「実際にやってみると距離感やボールの方向、自分の向きなど全然分かりませんでした。音だけを頼りに競技をしていることが凄いです!」
「身近に目に障害のある方がいなかったのでスポーツを通して身近に感じました。」
「弱視という言葉は知っていたが、見え方の違いは知らなかったので勉強になりました。スポーツを通して障害のある方とも同じことができるということが素晴らしいと思いましたし、最後に見た選手のプレイが素晴らしかったし迫力がありました!」
「ゴールボールの普及はもちろん、トップ選手が他の競技で見せる普段とは違う様子はファンにとって嬉しい時間だった!」
といった感想をいただきました!
ご参加いただいたトップチームに感想を伺いました!
《埼玉上尾メディックス》
ゴーグルをつけての競技だったので、より感覚が研ぎ澄まされました。また、同じコートに立つ仲間との信頼がすごく大事なスポーツだなと思いました。
視野がない中でのスポーツは難しかったですが、私たちがやっているバレーボールと一緒で、コミュニケーションだったり、準備の速さというのがとても大事なスポーツだなと思いました。
とても楽しかったし、貴重な経験になりました!
《越谷アルファーズ》
小さい子から大人の方まで体験会に色々な方がいらしている中で、同じ競技を同じような楽しさで行えるところがすごくいいなと思いました。
僕らはバスケットボールをやっていますが、バレーボール、ゴールボールなど、埼玉全部が色々な球技で盛り上がれば、子ども達が目指す姿が一つのスポーツに限らず色々なところで出てくると思うので、もっと盛り上げられるようにみんなで協力して頑張っていけたらと思います!
今回の体験会が、パラスポーツの楽しさや視覚障害への理解が深まるきっかけになればと思います!
ご協力いただいた埼玉ゴールボールクラブの皆様、埼玉上尾メディックスの皆様、越谷アルファーズの皆様、体験会にご参加・ご見学いただいた皆様、ありがとうございました!
〈集合写真〉
お子さん連れのファミリーや、パラスポーツに興味があった方などが参加しました!