更新日: 2022年12月29日
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消防団の成り立ち
消防団は、江戸時代中期に創設された町火消が始まりです。
東京府に消防局が設置されるとともに町火消が廃止され、消防組が新設された。火消は消防夫として半官半民の身分で採用されることとなりました。
警視庁に常設の消防隊ができると、消防組は消防隊とともに、東京府内の消防業務を担いました。ただし、300諸藩の統治の名残を残す地方では、地方独特の消防制度が形成され、消防組はあくまで東京府内の機構に留まっていました。
消防組規則が交付され、消防組が全国で設置され、府県知事に管理が任されることとなりました。
第二次世界大戦において空襲の危機から国民を救うため、勅令によって警防団令が発布され、消防組は勅令団体としての警防団に改編されました。
戦後、戦争協力機関とみなされ警防団は廃止されましたが、戦後の防災体制強化のため、1947年(昭和22年)勅令として消防団令が発布され、戦前の警防団は消防団として復活することとなりました。
消防組織法が公布され勅令団体としての消防団は地方公共団体に附属する消防機関として規定され、今日における自治体消防のもとでの消防団の仕組みが整いました。
平成30年3月7日、天皇・皇后両陛下ご臨席のもと、消防関係者など約5千人が集まり、国技館で自治体消防70周年(1948年から)記念式典」(消防庁主催)が盛大に挙行されました。
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