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埼衛研所報第54号2020年 - 63 - はじめに感染症の発生に際しては，原因微生物を同定するとともに，原因微生物の型別を実施し，感染源や感染経路などを明らかにすることが公衆衛生対策を推進するうえで非常に重要である．結核菌に対し

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埼衛研所報第54号2020年 - 84 - はじめに当所では，埼玉県感染症発生動向調査事業1)の一環として，インフルエンザウイルス（IFV）の型別を実施している． また，厚生労働省からの依頼で，「抗インフルエンザ薬耐性株サーベイランス」実施要綱2)に

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所報第54号2020年 - 97 - はじめに麻しんは発熱，発疹，カタル症状を主徴とする，麻しんウイルス（MV）による急性ウイルス感染症である．2019年に改正された「麻しんに関する特定感染症予防指針」1)では可能な限りMVの遺伝子配列の解析を実施し，

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2令和2年度えいけんプラン策定の趣旨・・・・・・・・・・・・・・・2 3令和2年度事業実施計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 Ⅰ重点事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 1新型コロナウイルス感染症対応を踏まえた感染症対策・・・・・3 2食の安全・安心のための新たな検査体制の確保・・・・・・・・4 3広域連携による健康危機管理・・・・・・・・・・・・・・・・5 Ⅱ

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- 134 - すること等の文書が厚生労働省から発出された． 埼玉県では，EHECによる広域食中毒対策として2002年度から「O157等感染症に係る疫学的原因究明事業」を実施している．県内共通の調査票を用いた疫学調査と遺伝子解析結果の比較解析

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生研究所副所長土肥弘幸内部委員副所長岸本剛副所長石井里枝地域保健企画室長山田文也精度管理室長井上裕子感染症検査室長倉園貴至化学検査室長三宅定明 埼衛研所報第53号2019年 - 7 - 外部委員自治医科大学教授中村好一氏埼

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埼衛研所報第53号2019年 - 52 - はじめに感染症発生動向調査事業は「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律（感染症法）」の第12条から 16条に基づく全国サーベイランスである．一類から五類感染症，新感染症及び新型イン

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埼衛研所報第53号2019年 - 75 - はじめに感染症の発生に際しては，原因微生物を同定するとともに，原因微生物の型別を実施し，感染源や感染経路などを明らかにすることが公衆衛生対策を推進するうえで非常に重要である．結核菌に対し

https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/229099/53_2019_10shiryou06.pdf種別：pdf サイズ：791.065KB

transcription-polymerase chain reaction. J. Medic. Virol, 78, 1347-1353, 2006 4)田所健一，山口敏和，篠原美千代：マルチプレックス ‐リアルタイムPCRを用いた感染症胃腸炎ウイルスの網羅的検出法の開発．臨床と微生物，36，251－256， 2009 5) Kroneman A,Vega E,Vennema H, et al.：Proposal for a unified norovirus nomenclature and genotyping. Arch Virol, 10, 2059-2068, 2013 6)峯岸

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埼衛研所報第53号2019年 - 116 - はじめに蚊は吸血をすることから多くの感染症を人に媒介する． 蚊媒介感染症の予防対策のためには，平常時においても蚊について調査し，その生態・消長等を確認することが求められている． 埼玉県内には自

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