トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2026年度 > 2026年5月 > 川越市「氷川神社本殿(ひかわじんじゃほんでん)」の国の重要文化財指定について
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発表日:2026年5月22日17時
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部局名:教育局
課所名:文化財・博物館課
担当名:指定文化財担当
担当者名:西川
内線電話番号:6981
直通電話番号:048-830-6981
Email:a6910-04@pref.satama.lg.jp
国の文化審議会(会長:日比野 克彦(ひびの かつひこ))は、令和8年5月22日(金曜日)開催の同審議会文化財分科会での審議・議決を経て、川越市の「氷川神社本殿(ひかわじんじゃほんでん)」を、重要文化財へ指定するよう、文部科学大臣に答申しました。
この結果、後日行われる官報告示を経て、県内の国宝・重要文化財は82件、うち建造物は30件となります。
氷川神社本殿(ひかわじんじゃほんでん) 1棟
宗教法人 氷川神社
川越市宮下町(みやしたまち)2丁目11番地
唐破風造(からはふづくり)の向拝(ごはい)を備えた入母屋造(いりもやづくり)、正面千鳥破風(しょうめんちどりはふ)付、瓦棒銅板葺(かわらぼうどうばんぶき)の神社本殿です。氷川神社は、川越城の北方に境内を構えた旧川越城下の総鎮守であり、現在の社殿は天保13年(1842年)から明治3年(1870年)にかけて造営されました。
川越藩のお抱え大工として川越城本丸御殿(県指定文化財)造営に携わった印藤捨五郎(いんどうすてごろう)及び桑村三右衛門(くわむらさんえもん)が大工棟梁として名を連ね、成田山新勝寺釈迦堂(なりたさんしんしょうじしゃかどう)(国指定重要文化財)等を手掛けた嶋村源蔵俊表(しまむらげんぞうしゅんぴょう)と、箭弓稲荷神社(やきゅういなりじんじゃ)(国指定重要文化財)造営にも参加した熊谷出身の飯田岩次郎(いいだいわじろう)が彫物師(ほりものし)を担っています。
素木(しらき)の外観に濃密に施された装飾彫刻は、繊細かつ立体感にあふれ、日本神話から源氏の物語まで多彩な題材を巧みな構成力で彫り出します。一方で、一部衣装の文様を省略するなど、めりはりのきいた彫技(ちょうぎ)は建築と調和しています。また、腰羽目(こしはめ)には、川越氷川祭において氏子が祭りに出す「天岩戸(あまのいわと)」など、当時の山車(だし)人形と対応する題材が採用されており、地域との繋がりも見て取れます。
本社は、江戸末期の関東に特徴的な、彫刻で満たされた素木の神社建築の到達点として高い評価を受けました。
川越市教育委員会 文化財保護課 電話 049-224-6097(直通)
川越市「氷川神社本殿(ひかわじんじゃほんでん)」の国の重要文化財指定について(PDF:852KB)