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発表日:2026年3月26日17時

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県政ニュース 報道発表資料

国登録有形文化財(建造物)の新規登録について(川口市・芝﨑家住宅主屋など3件)

部局名:教育局
課所名:文化財・博物館課
担当名:指定文化財担当
担当者名:中村

内線電話番号:6981
直通電話番号:048-830-6981
Email:a6910-04@pref.saitama.lg.jp

国の文化審議会(会長:島谷弘幸(しまたに ひろゆき) )は、令和8年3月26日(木曜日)開催の同審議会文化財分科会における審議・議決を経て、川口市に所在する「芝﨑家住宅主屋(しばさきけじゅうたく おもや)」、「芝﨑家住宅離れ(しばさきけじゅうたく はなれ)」、「芝﨑家住宅表門(しばさきけじゅうたく おもてもん)」を新たに登録有形文化財に登録するよう、文部科学大臣に答申しました。この結果、後日行われる官報告示を経て、県内の登録有形文化財(建造物)は233件になります。

芝﨑家住宅主屋    1棟

特徴

  • 建設年代:江戸末期/大正後期・令和元年改修
  • 登録基準:一    国土の歴史的景観に寄与しているもの
  • 主な特徴:川口市の市街地中心部に位置する、旧家の主屋(おもや)です。敷地の中央に南面して建つ、二階建の寄棟造平入桟瓦葺(よせむねづくり ひらいり さんかわらぶき)となっています。間取りは、東側に土間を配し、西側には部屋を「田の字型」に配置した構成で、南面と西面に縁(えん)を廻らしています。
    また、北西に位置する座敷には、床の間や床脇の天袋、違棚(ちがいだな)、付書院(つけしょいん)を備えています。組子(くみこ)の欄間(らんま)など、随所に繊細なつくりが見られるのが特徴です。全体として上質な造りであり、地域の歴史的な景観をつくる上質な主屋です。
01_主屋外観 02_主屋座敷
外観
上座敷

 

芝﨑家住宅離れ    1棟

特徴

  • 建設年代:昭和前期
  • 登録基準:一    国土の歴史的景観に寄与しているもの
  • 主な特徴:敷地南東に位置する離れです。南面して建つ寄棟造桟瓦葺(よせむねづくり さんかわらぶき)で、正面には縁(えん)を設けて下屋(げや)を付しています。外壁は漆喰塗仕上となっており、その下部には押縁下見板(おしぶちしたみいた)が高く張られています。
    内部の構成は、東側に踏込土間の玄関を配し、西側には六畳の仏間と八畳の座敷を並べています。 全体として簡素なつくりではありますが、敷地南東の良好な景観を形成している建物です。
    03_離れ外観 04_離れ座敷
    外観
    座敷

芝﨑家住宅表門    1棟

特徴

  • 建設年代:江戸末期/昭和17年移築
  • 登録基準:一    国土の歴史的景観に寄与しているもの
  • 主な特徴:敷地の南面中央に位置する表門です。通りから少し引き込んで建てられた、切妻造桟瓦葺(きりづまづくり さんかわらぶき)の一間薬医門となっています。構造としては、親柱と控柱を貫(ぬき)で固め、冠木から控柱上の桁へ三筋の梁(はり)を架けています。また、束で棟木を受け、梁の先端で軒を支持する造りです。門口には八双金具が付いた板扉を吊っています。材料には欅(けやき)の良材が用いられており、旧家の格式を今に伝える表門です。
05_表門外観 06_表門軒裏
外観
軒裏

芝﨑家について

芝﨑家は、江戸時代に日光御成道・川口宿で年寄職を務めた旧家であり、明治以降も戸長(こちょう)等の要職を歴任し、地域運営を担いました。明治6年(1873)には、自邸内の建物を提供し、第36番川口学校(現・川口市立本町小学校の前身)を開設、翌7年には校舎を新築する等、川口の文化事業や地域発展に大きく貢献しました。

問合せ先

  • 川口市教育委員会文化財課文化財保護係    ☎:048-271-9583(直通)

登録有形文化財(建造物)とは

文化財保護法に基づき、保存及び活用のための措置が特に必要とされるものが登録される。建築後50年を経過している建造物で、次のいずれかの基準に当てはまるものが対象となる。

  • 一 国土の歴史的景観に寄与しているもの
  • 二 造形の規範となっているもの
  • 三 再現することが容易でないもの

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