県立特別支援学校送迎バスにおける児童生徒の降車時の確認漏れ事案について

 

県立毛呂山特別支援学校において、小学部児童の送迎バス（スクールバス）における降車時の確認漏れ事案が発生しました。

当該児童及び保護者、並びに関係の皆様にお詫び申し上げますとともに、バス送迎に当たっての安全管理を再度徹底いたします。

1事故概要

(1) 発生日時

令和5年4月10日（月曜日）12時22分頃

(2) 発生場所

回送中のバス車内（鶴ヶ島市内）

(3) 運行業者

丸大観光株式会社（埼玉県入間市扇町屋四丁目1番35号）

(4)発生原因

昨年発生した降車漏れ事案を受けて作成した県統一のマニュアルでは、(1)全ての児童生徒等が降車しているか、車内に忘れ物がないか、必ず車内点検を実施する。(2)乗車時と降車時で確認した人数・氏名を突合することとしていましたが、今回はその2点とも実施されていませんでした。

(5) 発見までの経緯

11時40分～児童生徒11人を乗せたバスが学校を出発。4か所のバス停で児童生徒8人を降車。

12時22分　予定（12時50分）よりも早く最終バス停（5か所目）に到着し、児童生徒2人を保護者A及びBに引き渡す。その後、営業所に向けて回送を開始。

12時52分　バスの運行状況について保護者Cから学校に確認の連絡が入る。学校からバス営業所に児童の所在確認を依頼。

13時01分　バス営業所から無線で当該バス乗務員に連絡。バスを停車させ、車内点検を実施した結果、後ろから3列目の座席で寝ている児童を発見。その旨、バス乗務員から学校に報告し、学校から保護者に対して、児童の所在確認と引き渡し方法について連絡。

13時37分　バス事業者が当該児童の利用するバス停で、当該児童を保護者に引き渡し、謝罪。

 

2　再発防止について

（1）全てのバス事業者に対して安全管理研修を実施し、安全管理マニュアルの徹底を再度図る。

（2）児童生徒降車後の所在確認をし、事業所及び学校へ報告する体制を整える。

（3）安全装置については速やかに整備を進める。

 

県立特別支援学校送迎バスにおける児童生徒の降車時の確認漏れ事案について（PDF：160KB）

 

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