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掲載日:2024年3月15日

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独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所

 本県との連携について

平成23年度から長期研修生を派遣し、インクルーシブ教育システムの構築及び本県特別支援教育の充実に向けて連携を図りながら取り組んでいます。

平成28年度から令和2年度まで、地域実践研究事業へ参画しました。地域実践研究事業とは、インクルーシブ教育システムの構築に向けて、地域や学校が抱える課題を研究所と教育委員会が協働して課題解決を目指す事業です。

令和3年度からは特別研究員として、特別支援教育に関わる喫緊の課題をテーマにした研究に参画しています。

  • 『インクルーシブ教育システム構築に向けた研修に関する研究』を研究テーマとし、「インクルーシブ教育システム推進に向けた研修プログラムの開発 -校長・特別支援教育コーディネーター用-」を作成しました。(平成28~29年度)
  • 『インクルーシブ教育システムの理解啓発に関する研究』を研究テーマとし、埼玉県内の小・中学校の先生の実践をまとめた「みんなが分かる授業づくりアイデアシート」やシートを活用した研究協議モデルを作成しました。(平成30年度~令和元年度)
  • 『インクルーシブ教育システムの理解啓発の推進に関する研究』をテーマとし、令和元年度の成果物である“みんなが分かる授業づくりアイデアシート”を中核に据えた、どの小・中学校等でも取り組める「特別支援教育に関する研修パッケージ」を開発しました。(令和2年度)
  • 『知的障害教育における授業づくりと学習評価に関する研究』を研究テーマとし、「生きる力の具現化を図る各教科等を合わせた指導 ~単元作成と学習評価に着目した授業づくり~」の資料を作成しました。(令和3年度~令和4年度)
  • 『特別支援教育に係る教育課程の基準等に関する研究』を研究テーマとし、学習指導要領に基づいて編成される教育課程の編成・実施・評価・改善などに関する最新の情報を収集し、現場の教員に還元できる資料の作成を目指しています。(令和5年度~)

 連携先での主な活動内容

  • 次期学習指導要領改訂の検討に向けた論点整理

    ・カリキュラム・マネジメントに関する文献調査による課題の整理

    ・知的障害者である児童又は生徒に対する教育を行う特別支援学校の各教科等の取扱いの状況の把握

    ・特別支援学校のカリキュラム・マネジメントの好事例の収集 等

  • その他、下記のような取組も行っています。

    ・特別支援教育専門研修聴講

    ・日本特殊教育学会等の学会への参加 等

 

 活動の様子

特別研究員入所式

特別研究員集合写真

特総研3

特別研究員入所式

特別研究員集合写真

特別研究員活動報告会

 

その他

  独立行政法人国立特別支援教育総合研究所のホームページでは、特別支援教育、インクルーシブ教育システムの構築などに役立つコンテンツを作成しています。

  •    インクルDB(インクルーシブ教育システム構築支援データベース)

      http://inclusive.nise.go.jp/

      子供の実態から、どのような基礎的環境整備や合理的配慮が有効かについて、参考となる事例(令和3年12月末現在590事例)を掲載しています。

  •    NISE学びラボ

      https://www.nise.go.jp/nc/training_seminar/online

      障害のある児童生徒等の教育に携わる教職員の資質能力向上を図る主体的な取組を支援するための、インターネットによる講義配信を行っています。

  •    支援教材ポータル

      http://kyozai.nise.go.jp/

      特別支援教育の教材や支援機器、学校での実践事例を紹介しています。

  

お問い合わせ

教育局 高校教育指導課 入学者選抜・教員研修担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第2庁舎4階

ファックス:048-830-4959

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