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掲載日:2022年8月8日
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・平成18年度より長期派遣研修生を毎年1名派遣
(H18~R01:スポーツ科学部 R02~R03:ハイパフォーマンス戦略部)
・平成25年度より高等学校保健体育科中堅教諭等資質向上研修として年度内1回(1日)の施設見学と研修会を実施 (R2以降はCOVID-19感染拡大防止のため未実施)
「独立行政法人 日本スポーツ振興センター」https://www.jpnsport.go.jp/
「ハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)」https://www.jpnsport.go.jp/hpsc/
各地域の将来性を有する選手(タレント)を効果的に発掘・育成するとともに、強固で持続可能な育成システムを戦略的に開発・展開し、日本全国どこからでもスポーツで世界を目指せる「Pathway=道」を作るための支援を行う事業を行っています。
『ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト(J-STARプロジェクト)』https://www.j-star.info/
オリンピックやパラリンピックを目指す【未来のトップアスリートを発掘する】プロジェクトです。エントリー後のデータ選考と専門測定会から発掘を行い、競技別の検証プログラムの中で、集合型合宿や居住地域での継続的なトレーニングを実施します。最終的に、各競技団体の育成システムに選抜されたアスリートは継続的に強化され、世界を目指していきます。
J-STARでは様々な競技を支援しておりますが、今年度はビーチバレーボールとホッケーに携わっています。隔週で各中央競技団体と進捗確認や意見交換を通じて、選手やスタッフを支援しています。
『アスリートパスウェイの戦略的支援』委託事業(競技別コンソーシアムによる地域パスウェイの整備)
中央競技団体が委託を受け、地域で行われているタレント発掘・育成事業やその地域の競技団体、指導者と連携(コンソーシアムを形成)することで、地域における育成環境を整備します。地域で活動する将来性を有するタレント又はアスリートを、中央競技団体の育成プログラムと連動したコーチングおよびトレーニング環境、競技大会の整備等を通じて、ナショナルタレント(年代別代表選手など)へと効果的に引き上げるシステム構築を行う事業です。
『ワールドクラス・パスウェイ・ネットワーク(WPN)』https://pathway.jpnsport.go.jp/wpn/index.html
地域のタレント又はアスリートを、効果的・効率的に発掘するために、各都道府県が実施する地域タレント発掘事業とハイパフォーマンススポーツセンターとのネットワーク・連携体制。
国内外のタレント発掘・育成に関わる情報の共有はもちろんのこと、それぞれの地域が有する施設、人材等をネットワークの中で有効に活用することで、タレント発掘・育成システムを効果的・効率的に推進します。主に、定期的なニュースリリースや研修会の開催、地域の情報交換会の運営を行っています。
6月に行われたWPN連絡会議では、継続担当者と新任担当者に別れて協議を行いました。それぞれの自治体が抱えるタレント発掘・育成システムに係る問題点や過去の成功例について情報共有を図りました。次回は12月に行われるため、テーマ決めから準備をしています。
その他
『女性アスリートの育成・支援プロジェクト』
女性アスリートの健康課題について成長期の選手や指導者等の理解促進を図るため、大学や地域のスポーツ医・科学センター等と連携した地域における女性アスリート支援機能の向上に取り組んでいます。具体的には、妊娠・出産後の競技復帰を目指す女性アスリートに対するサポート、身体的・心理的な課題を抱えている女性トップアスリートのサポート、女性アスリートやそのコーチが必要な情報にアクセス可能なオンライン・プラットフォームの構築に取り組んでいます。これらの活動を通して、女性アスリートがジュニアからトップレベルまで、競技力向上を図りながら健康に競技を継続できる環境整備を目指しています。
今年度は、子育てとアスリートを両立する女性を支援するため、HPSCから通える認可保育園および認証保育園の一覧を作成しています。また、蓄積されたメディカルチェックデータから、女性アスリート支援事業の変遷をまとめる取り組みもしています。多くのアスリートに、『女性アスリートの育成・支援プロジェクト』を活用していただき、女性特有の問題に困ることなく競技に専念できる環境作りを目指しています。
『Japan Sports Week』
ハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)は、東京ビックサイトで開催されたスポーツチーム・アスリート向け総合展示会「Japan Sports Week」に出展しました。「Japan Sports Week」は、全国からスポーツチームやアスリートが来場し、製品・サービスのデモンストレーションや商談が行われます。また、会場の一部ではいくつかの講演会が開催されており、女性アスリートの育成・支援プロジェクトでの業務に役立てるため、「スポーツにおける女性活躍」に参加しました。有森裕子さん(マラソン)、室伏由佳さん(ハンマー投げ)、荒木絵里香さん(バレーボール)がご登壇され、女性特有の体の不調や異性指導者との関係性について、詳しくお話を聞くことができました。講演内容を参考に、今後は女性アスリート向けのプラットフォームを作成し、オンライン上で女性特有の問題に関する情報を、いつでも入手可能なサービスの提供を検討しています。
※令和元年度までの科学部での活動写真
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全国各地とのオンライン会議 | Japan Sports Week(スポーツチーム・アスリート向け総合展) |
J-STARコーディネーター会議 |
J-STARプロジェクト エントリー会モニタリング |
ハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)は、オリンピック競技とパラリンピック競技を一体的に捉え、国立スポ―ツ科学センター(JISS)と味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)が持つスポーツ医・科学研究、スポーツ医・科学・情報サポート及び高度な科学的トレーニング環境を提供するとともに、各種スポーツ資源の開発等を行い、ハイパフォーマンススポーツの強化に貢献しています。
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