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掲載日:2025年6月20日
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令和7年1月28日(火曜日)~ 29日(水曜日)
⑴糸魚川市駅北広場キターレ(新潟県糸魚川市)
⑵富山県防災危機管理センター(富山県富山市)
(大規模火災への対応について)
■本県の課題
■視察先の概要と特色
■聞き取り事項
■質疑応答
Q:大火を受けて、消防団での意識や体制について、どのような検証を行っているのか。
A:指導体系を見直し、「早く見つける」「早く消す」「人を集める」ことを重視するようになった。少しでも風があるときは飛び火対策を行うほか、関機関との連携のため、ふだんから交流を深めている。
Q:機能別消防団と通常の消防団について、どのような訓練を行っているのか。
A:機能別の種別に応じた訓練を合同で実施し、顔の見える関係づくりを心掛けている。難しいことをするのではなく、まずは集まって一緒に行うことが重要と考えている。
Q:顔の見える関係づくりを行う上で、どのような工夫があったのか。
A:自主防災組織が機能していること、ふだんから防災に関する意識が高い方が自治会長になっていることで、情報共有が徹底され組織的に活動できたことが一因と考えている。
糸魚川市駅北広場キターレにて
(災害に備えた庁舎整備について)
■本県の課題
■視察先の概要と特色
■聞き取り事項
■質疑応答
Q:能登半島地震では、車での住民避難も多かったとの話があったが、避難に関してどのような課題があると考えているか。
A :約8割が車で避難した現状を踏まえると、徒歩での避難という原則がどこまで通用するかが今後課題となる。特に、高齢者は車での避難がやむを得ない面もあるため、令和7年度には、市町村を交え、徒歩と車の避難の棲み分け等について検証や検討を行う予定である。
Q:震災で被害を受けた家屋の公費解体について、どのような点が課題となっているのか。
A:県独自の状況として、住宅が密集している地域では、隣接する建物でも全壊や半壊など被害状況に差がある。解体する場合はこれらを一括で行わなければならないため、その意見調整に時間を要することがある。
Q:災害対策の本部施設が高層化していると有事の際に移動が大変ではないかとも感じたが、実際にはどうだったのか。
A:災害関係部署は、本部会議室の一つ下の階に配置されているため特段職員の移動等に支障はなかったものの、10階の備蓄倉庫に保管する職員用物資を市町村に提供することになり、その際は運搬作業に若干苦労する点はあった。
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