ページ番号:275154
掲載日:2025年11月21日
ここから本文です。
令和7年8月25日(月曜日)
(1)石坂産業株式会社(入間郡三芳町)
(2)ポラスシェアード株式会社(越谷市)
(AI・IoT活用の取組について)
■本県の課題
■視察先の概要と特色
■聞き取り事項
■質疑応答
Q:外国人労働者の雇用率はどうなっているのか。
A:現在、8か国の社員が働いており、雇用率は約15%である。また、ネパールとの共同プロジェクトも進行中で、環境省の調査事業に採択されている。
Q:業界イメージの改善や、働きやすい環境づくりの工夫は何か。
A:事業改革の際に、業界のロールモデルになることを目指してスタートした。社員一人一人にチャレンジの機会を与えることを大切にしているほか、男女問わず働きやすい環境を目指している。
Q:業務におけるAIの活用範囲と今後の展望を伺う。
A:現状のAIの活用範囲はまだ限定的で、主に機械学習を中心とした技術を使っている。また、生成AIの活用には、一般に慎重な見方もあるが、今後は事務作業も含めて業務全体への適用を目指し、更に効率化を進めていきたいと考えている。
Q:リサイクルが難しい廃棄物については、どのようなプロセスを踏んでいるのか。
A:基本的に全ての廃棄物のリサイクルを目指しているが、現在の技術では、どうしても処理が難しい一部のものは最終処分になる。今後は、更にリサイクル率を向上させ、使用エネルギーを減らしてCO2を削減する両立を目指している。

石坂産業株式会社にて
(障がい者雇用の取組について)
■本県の課題
■視察先の概要と特色
■聞き取り事項
■質疑応答
Q:障がい者雇用における苦労やうまくいくためのポイントは何か。
A:採用後に予期しない症状が現れるケースや、事前に把握できなかった症状が発覚したり、診断が変わったりすることもある。採用時には、可能な限り詳細に健康状態や障がいの状況を確認し、適切な配慮を行うよう努めている。
Q:障がい者の採用プロセスは、一般的な採用と比較してどのような違いがあるのか。
A:基本的には変わらない。各人の持つ能力を期待して採用する。ただし、書類選考や面接では、障がいの種類や症状、配慮が必要な点をヒアリングし、また、その時点の体調だけでなく浮き沈みも考慮した上で、どのような業務に適しているかを判断する。
Q:社員間で障がいの状況について共有をどのように行っているのか。
A:本人の自己申告によりどのような障がいがあるか、どのような配慮が必要かを記載する「個人情報シート」を作成し、各社員が状況把握できる仕組みを整備している。
Q:障がいを持つ社員のキャリアアップを図る上で、どのような配慮を行っているのか。
A:問題なく業務を行う社員であっても、環境変化によりストレスを感じるケースもある。一人一人配慮すべきことが全く異なるので、特性に応じた業務配分やキャリア形成を行うとともに、面談などコミュニケーションを重視し、業務内容の調整を行っている。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください