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掲載日:2025年11月4日
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フロキュレータ設備はフロック形成池に設置され、混和池で薬品を混ぜた原水をパドル式の撹拌機にてゆっくり撹拌することで、フロック(水中の浮遊物のかたまり)を大きくさせて沈めやすくするものです。
現在の設備は、平成12年度~14年度に設置されたもので、定期的に修繕工事を実施してきましたが、経年劣化が進んだため、更新工事を実施することとなりました。
今回の更新工事において、従来の材料に比べ軽量なFRPを採用することにより、フロキュレータを回転させる電動機が小型化したことで省エネ効果が向上します。また、修繕工事の頻度が高い軸受け部分についてもメンテナンス性を向上させた構造とします。
形式 パドル式緩速撹拌機
撹拌翼径 φ3,200mm
撹拌回転数 2.3min-1 (第1列)
1.2min-1 (第2列)
0.8min-1 (第3列)
電動機 3φ×400V×50Hz×1.5kW(第1列)
3φ×400V×50Hz×0.4kW(第2・3列)

フロキュレーター本体

フロキュレーター電動機
沈でん池掻寄機設備は薬品沈でん池に設置され、沈でん池の底に堆積したフロックを掻き寄せるものです。掻寄せられたフロックは、排水処理施設へ送られます。
現在の設備は、昭和63年度~平成6年度に設置されたもので、定期的に修繕工事を実施してきましたが、経年劣化が進んだため、更新工事を実施することとなりました。
今回の更新工事において、従来の掻寄機に比べ軽量化することにより電動機が小型化したことで省エネ効果が向上します。ワイヤーロープのルートを最適化することでメンテナンス性を向上させた構造とします。
形式 ワイヤーロープ1本式掻寄機
掻寄速度 0.38m/min
電動機 3φ×400V×50Hz×0.4kW

沈でん池掻寄本体

沈でん池掻寄電動機
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