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掲載日:2023年1月11日
環境科学国際センター研究課題(自然環境担当/H22~H23)
熱中症予防対策のための簡易な大気熱環境指標の検討
(自然環境担当:米倉;温暖化対策担当:嶋田、増冨;大気環境担当:松本、米持;地球環境・自然共生研究領域長:竹内/H22~H23)
夏季における熱中症問題が顕在化していますが、生活中の熱環境指標として良く用いられているWBGT(湿球黒球温度)を熱中症対策のために一般県民の方が用いることは容易ではありません。本研究は、夏季における様々な屋内外の環境においてWBGTを測定し、それらがどのような値をとっているか検討するとともに、気温や湿度、日射量などと比較し、関連性を評価します。さらにそれらの検討結果を元に簡易な大気熱環境指標の構築を試みます。
平成24年度第2回研究審査会コメント
研究課題
熱中症予防対策のための簡易な大気熱環境指標の検討
研究審査会コメント
- 現時点で手に入るデータを活用してタイムリーに住民への警報を出すシステムの構築に向けて有用な手法が開発できた。
- 熱環境ストレスに対して県民に注意を可視的に喚起する基盤をいち早く構築、整備しようとし、概ね初期の目標は達成できたものと考える。
- この種の研究は実際に試行してみて、その情報伝達や有効性について検討することも重要と考えられることから、今後の発展を期待したい。
- 熱中症情報の推計手法や情報発信手法等において簡素化が工夫されており、研究成果の行政施策、特に普及啓発施策への活用等、政策貢献を期待したい。
- 得られた簡易推定式は、よりきめ細かな熱中症対策、ヒートアイランド対策に結び付くとともに、地域住民も常にそうした値に関心をもち、活動・行動に活かせる可能性があるので、今後の成果の普及に期待したい。
- 防災行政無線なども活用し、早急な実用化・運用を望む。