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掲載日:2025年12月26日
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県営浄水場間の送水管路は相互に接続されており、浄水場間の相互水融通が可能となっています。
一方で県営浄水場の中でも、大久保浄水場は全体の施設能力の約5割を有し、県南部及び県西部地域の広範囲を供給区域としているため、大久保浄水場が送水停止となった場合には、同地域に居住する多数の県民へ断水など大きな影響を与えることになります。
埼玉県企業局では浄水場の停止に伴う断水リスクの分散を図るため、吉見浄水場の拡張や新たな送水管路の布設等を行い、大久保浄水場の供給区域の一部を吉見浄水場からの供給に変更する供給区域の再編事業を進めています。
吉見浄水場拡張関連整備事業では、吉見浄水場の施設能力を日量15万立方メートルから日量30万立方メートルに増強すべく、凝集沈でん池・急速ろ過池・浄水池といった水処理施設の整備を行います。


主要施設(凝集沈でん池・急速ろ過池・浄水池)の基礎杭工事を進めています。
