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掲載日:2023年12月15日

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修了生からのメッセージ ビル管理科

 吉田 篤さん(令和3年度修了生、JR東日本ビルテック株式会社 勤務)

ビル管理科修了生の画像1人目の1枚目 ビル管理科修了生の画像1人目の2枚目 ビル管理科修了生の画像1人目の3枚目

現在の勤務先を選んだ理由

JR東日本ビルテック株式会社を志望した理由は、多くの人が利用する駅施設や駅ショッピングセンターなど、公共性の高い建物・施設を多数管理しており、安全で快適な施設の維持・管理及び、より高いサービスの提供が求められる、とてもやりがいのある仕事だと思ったのが、まずひとつです。また、人事担当者の方が会社説明に訓練校に来ていただいた時、省エネルギーやCO2排出量削減といった環境にやさしい施設づくりへの取り組みについて知りました。これらは喫緊の課題であり、そこに取り組む姿勢に共感したのも志望理由になります。

これまでのキャリアパス

前職は市場調査会社に勤めておりました。アンケートの会社になります。具体的には調査対象者のかたへのインタビュー、アンケート会場やスタッフの手配や指示、回収したアンケートのデータを入力・集計する業務を担当していました。現在のJR東日本ビルテック株式会社では、東京駅と地下街、及びペデストリアンデッキで直結のグラントウキョウサウスタワーに配属され、設備常駐業務・保守点検業務・突発修繕業務を担当しています。グラントウキョウサウスタワーには現在設備員が23名で、上記業務を24時間365日実施しています。

入社してよかったこと

〇同期生ができたこと。2人の同期生が優秀で刺激され自分の成長にプラスになっている。

〇 福利厚生が充実している。母の誕生日に花束プレゼントの企画があり登録していた。誕生日に、サプライズで母のもとに花束が届き母が感激し感謝された。

仕事でやりがいを感じること

毎日の運転監視・巡視点検、保守点検業務、不具合の調査・修繕で、サウスタワーを利用するお客様のためになっていると感じています。また巡回点検時にテナントのお客様に「いつもお疲れ様」等、声をかけられることもあり、とても嬉しくなります。

仕事で苦労したこと

未経験の仕事のため、入社時はわからないことばかりで、年齢も43才と若くなく仕事を覚えられるか、とても苦労するのではないかと不安でした。ただ、一緒に働く上司、先輩が声をかけてくれ丁寧に教えてくれます。また作業マニュアルも多くあり、とても助かっています。さらに、充実した研修施設もあり、設備の基礎や資格支援などの講座を受講できるので、実際の現場での作業、資格取得に役立っています。もちろん、まだわからないことも多いですが、入社したばかりの不安はありません。

仕事で成し遂げたことや成果(誇りに思うこと)

入社して10ヶ月、まだまだ現場でわからないことも多く、成果なんて言えるようなことはありません。ただ、新卒社員の方々がサウスタワー配属され、彼らの質問に答え、業務のやり方などを教えられるようになったことが増えてきて、少しずつ自分もわかることが増えてきている、成長していると感じています。

 

今後の目標

まだまだわからないことも多いので、早く一人前になれるよう、日々努力を続けていきたいと思っています。具体的には、当ビルを利用されるお客さまが毎日安心して快適に過ごせる環境を維持できるようになることが一人前なのではと思っています。資格では電気主任技術者の取得を目標に勉強しています。

高等技術専門校を選んだ理由

高等技術専門校に入校前、前職の会社で働いている時、川口高等技術専門校で在職者訓練を受講したのがきっかけです。第二種電気工事士技能試験の訓練を受講したのですが、大変ためになり、ここで学んだおかげで第二種電気工事士の免許を取得することができました。また、川口高等技術専門校ではボイラー設備など、実際の現場で使う機材や設備などの環境が整っていて、未経験の職種にチャレンジしようとする自分にとって、必要な知識・技能を身につけられそうだと思ったためです。

入校希望者へのメッセージ 

高等技術専門校に入校して、私はとても良かったと思っています。それは一緒に勉強・就職をする仲間がいる。このことがとても自分の力に、励みになったからです。私が入校した時、クラスメイトは30人。18歳~64歳までと年齢も幅広く、これまでの職歴も、学校の先生や高校を卒業したばかりの方など様々。多くの人がビル管理業は未経験でした。その30人で一緒になって、経験のない職種に挑戦することで、お互い切磋琢磨でき、就職情報や資格勉強方法など情報交換できたことが、就職・資格取得にとても役立ちました。また、高等技術専門校に企業の方がみえて、会社説明をしていただけ、会社の特徴や欲しい人材像など、業界研究ができたのも、大変良かったと思っています。高等技術専門校に入校しなければ、今の私はありません。まだ就職できてない可能性が高いです。入校が就職の近道です!

 安達 正人さん(平成30年度修了生、ディー・エイチ・シー・サービス株式会社 勤務)

ビル管理科修了生の画像2人目の1枚目

ビル管理科修了生の画像2人目の2枚目

現在の勤務先を選んだ理由

 私が就職先を決める際に重要視したことが3つありました。それは、(1) 専門校で学んだ知識や技術取得した資格を生かせる。(2) スキルアップ支援の環境と望める将来性(定年後のライフプラン形成)(3) 会社に誇りを持ち業務に就ける。このような観点から鑑みたとき、ビルメンテや警備が、主な業務とするビル管理会社より、プラントから冷水、蒸気、温水等の熱媒を供給する設備運転管理会社を考えるようになりました。 特に、魅力的だったのは、「日本で唯一の地域冷暖房の運転管理専業の事業会社」という点です。なぜなら、プラントには、設備を運営管理する上位資格を有する者が必須。請け負いならばなおさら資格取得支援の環境が整っているからです。また、面接での対応から働いている社員が会社に誇りを持っていることが伝わってきたことも決め手になりました。  

これまでのキャリアパス

出版社と契約を結び、主に芸能を扱う週刊誌の記者を25年。80年代には、情報収集に磨きをかけ、90年代には合意形成能力を養いました。また、記者時代に多角的視野で観察し人と接することを身に着けたことが日常的でした。このことで、その後転職した会社においてマネージメントで成果を上げました。

仕事でやりがいを感じること

地球環境問題の意識が高まる昨今。そのテーマでもある「地球環境にやさしいまちづくり」に省エネルギーや省CO2を実現する地域冷暖房施設が必要とされています。 また、近年では、都市防災の観点も大きく浮上してきており、特に、病院、学校、官公庁などの拠点に対する安定的なエネルギー供給、非常用水の確保のため、地域冷暖房は大きな役割を果たし得るものと考えられています。それだけに責任の大きさとやりがいを感じます。

仕事で苦労したこと

自分で選んだ仕事ですから苦労と感じたことはありません。ただし「大変だな」と感じることはあります。それは、今持つ公的資格の上位を取得することです。会社は日本で唯一の地域冷暖房の運転管理専業の事業会社で、200名を超える設備運転管理のスペシャリスト集団です。 そこで必要とされる資格は、より高いものが望ましく会社への貢献に直結するケースが多くなります。しかし、それは決して容易でない。支援環境が整っているとはいえ、メインは安全に正確に通常業務を行うことです。通常業務には大きなやりがいと同等の責任があります。働きながら資格取得の難しさは当然のことながら大変と感じています。

仕事で成し遂げたことや成果(自慢できること)

残念ながら仕事でなし遂げたと言えるものはまだありません。ただ、前述した通り、日本で唯一の地域冷暖房の運転管理専業の事業会社です。つまり、より高い公的資格を取得することは、すなわち会社への貢献と直結します。設備運転管理のスペシャリスト集団。その一員として恥ずかしくないよう通常業務をこなし上位資格を取得し貢献したいと思っています。 

今後の目標

勤務先を選んだ理由のひとつに「定年後のライフプラン形成」を上げました。その明確なビジョンとして、独立し業務委託会社を運営するのに必要な資格(電気主任技術者)取得が目標となります。

入校希望者へのメッセージ 

『恵まれている。それも半端ないほどに・・・』 入社して一年が過ぎようとしている今、私は、つくづくそのように実感してやみません。そのすべての始まりは、川口高等技術専門校との出会いでした。定年間近の57歳が求めた第二の人生。それは、全く経験がない分野への無謀なる挑戦でした。しかし、思い描き希望した通りの会社へ就職できました。

ビル管理科は就職を有利にする公的資格取得に特化したカリキュラムが組まれ6か月という短期間で4つの資格を取得できるチャンスです。資格は就職を有利にするだけではありませんでした。ビル管理や地域冷暖房という専門職でも資格を持たずして入社し、後に取得する人々が意外にも多いことを知りました。「働きながらの取得」、これがどれほど大変なことか一言では言い表せません。彼らの姿を目の当たりにして、また、私自身が、更なる上位資格を目指して痛感しています。ただ、それでも私はまだ良い方。なぜなら、素晴らしい講師陣による資格取得に特化したプログラムを体験しています。どのように勉強したら良いか?その、方法を知っています。

それだけではありません。ビル管理科で共に学び共に苦しみ共に喜びを分かち合ったからこそ通じ合える仲間たち。親子ほど歳が離れていても、今でもお互いの近況報告や情報交換をしたり、ときに叱咤激励しあえる彼らは他に代えがたい財産です。まだまだ上げたらきりがありません。いかがでしょう。恵まれているとは思いませんか?このチャンスを逃がす手はありません!どうか皆さんも必ずつかんでください。

 田尻康行さん(平成13年度修了生、株式会社オリバー 勤務)

ビル管理科修了生の画像3人目の1枚目 ビル管理科修了生の画像3人目の2枚目 ビル管理科修了生の画像3人目の3枚目

現在の勤務先を選んだ理由

前職での管理職の経験を活かせたことと処遇面が充実しており公共交通機関を利用して自宅から通勤できたからです。

これまでのキャリアパス

業務遂行に必要な資格を勉強しながら取得する事が、一番大切な事だと認識し、専門校在学中にはボイラー技士2級、電気工事士2種などを、入社後には建築物環境衛生管理技術者、貯水槽清掃作業監督者、空気環境測定実施者などたくさんの資格を取得しました。今後は受注した現場全てを管理監督するのが目標です。

仕事でやりがいを感じること

現場調査から実施や完了などの工程を試行錯誤しながら日々実践していますが、いろいろな案件に対して外注業者と協力しながら自分の知識や経験を活かし実績を上げられたことにやりがいを感じます。

仕事で苦労したこと

IT機器の普及によりパソコンを使った書類の作成だけでなくスマートフォンやタブレットなどを使い業務を行うためその操作をマスターするのに苦労しました。

仕事で成し遂げたことや成果(自慢できること)

貯水槽清掃作業監督者の資格を取得したことにより、大手乳製品製造メーカーにて16年間清掃作業を実施するなど水槽清掃作業の受注に貢献出来ました。

今後の目標

65歳で定年退職し、現在は嘱託として同じ会社で働いています。これからも健康を維持し最終的には75歳まで働くのが現在の目標です。

高等技術専門校を選んだ理由

前職を早期退職、再就職先を探す時、年齢が増すごとに気力、体力が落ちていくのを実感していました。60歳を過ぎても働ける職業を探した結果、ビル管理業に絞り込み再起をかけ、畑違いの難しい勉強、資格取得に挑戦しました。

入校希望者へのメッセージ 

現在、ビル管理は資格取得者が人材不足です。設備管理員は資格がないと付けない職業です。しっかり勉強して、一つでも多くの資格を習得してください。

 

お問い合わせ

産業労働部 川口高等技術専門校  

郵便番号332-0031 埼玉県川口市青木四丁目4番22号

ファックス:048-251-4003

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