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掲載日:2026年3月13日
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株式会社晃新製作所(https://www.kosing.co.jp)は、1974年の設立以来、「地域社会にカタチのあるものを残す」を理念に、高度な金属加工技術をはじめ様々なスキル・ノウハウを駆使してものづくりを行っています。受注の増加に伴い、現在では本社工場を含め5つの工場があります。同社ホームページの「VR工場見学」(https://www.kosing.co.jp/1706/)では、超高速加工のレーザー機など最新鋭の各種機械を取り揃えた内部の様子を見ることができます。

本社工場
「空間創造工場」とうたうとおり、晃新製作所の造形物は高揚感あふれる斬新な空間を生み出します。駅・空港やオフィスビル、ホテル、ハイブランドを含む商業施設等のサイン・ディスプレイ(看板、案内表示)や建築装飾金物、作家やデザイナーによる象徴的なモニュメントやオブジェ等のデザイン・設計・製造・施工を行っています。
埼玉県彩の国工場指定企業。川口i-waza(いいわざ)ブランド認定技術(川口商工会議所)。DX推進によるペーパーレス化や金属端材の再利用などSDGsの取組にも力を入れています。今回は、2025年10月29日に本社工場を訪問し、お話を伺いました。

(左から)サイン・ディスプレイ(東京グランドホテル)、デジタルサイネージ(JR品川駅)、モニュメント(大井水神公園)

(左から)建築装飾金物(JT日本たばこ産業(株)本社)、サイン(JR岐阜羽島駅)、東京2020オリンピック聖火台モニュメント(中央奥。1/10スケールのレプリカ)、自主製作(靴はグランプリ受賞作品 ⇒1(2)参照)
1 晃新製作所の強み
(1) デザイン、意匠を表現する設計力
お客様のデザイン画からその意図を正確に読み取り、設計図に起こす“表現力”を強みとしています。取り付ける現場の状況、予算、納期などにも配慮した設計を提案します。

(2) 技術力 ~「多能工」が育つ企業文化
技術継承のため、継続的な人材確保、人材育成に力を入れています。分業制ではなく「多能工」を目指し、展開、曲げ、溶接、仕上げまで全工程を作業できる体制をとっています。また、社員は図面作成から現場施工まで一貫して担当します。現場に調和する形で安全に設置するところまで理解することで様々な技術やノウハウを身に付け、より良いものづくりが可能になります。
また、社員が互いに切磋琢磨しながらスキルを磨く文化があります。板金技能士(特級~2級)をはじめ様々な資格の積極的な取得を推奨し、手当も支給されます。星野社長は、製造業におけるDX化に取り組む一方、技術は最後は“人の手”によって完成すると言います。2023年、2024年には国内外の金属加工企業が技術・技能を競う「優秀板金技能フェア」において、晃新製作所が「造形品の部」で2年連続グランプリを受賞しました。

(左から)グランプリ受賞作品「Safety Shoes」(2023年第35回)、同受賞作品「コーヒーカップ」(2024年第36回)、各種資格証、自主製作(金属造形品)
(参考)優秀優秀板金技能フェア: https://www.amada.co.jp/fair/awards/36sheetmetalfair/formative/416/
(3) ワンストップ体制で効率と安心を実現
設計から製作、施工、メンテナンスまで一貫したワンストップ体制を構築しています。最新鋭の機械設備を駆使し、内製化による短納期かつ高品質な製品を提供します。取り付ける現場の状況を踏まえて、決められた施工手順、取付精度を守り、有資格者による安全確実な施工を行っています。
施行前(左)、施行後(右)
2 工場の様子(第1・2・3工場)
・第1工場 … 基幹工場で大型加工機械を集中配置し、大小様々な製品に幅広く対応しています。
様々なシーンに必要な製品がどんどん作られていきます。
・第2工場 … 高天井構造を活かし、大型重量物や特殊構造物を製作しています。

(左から)第2工場、製作中、完成(JT日本たばこ産業(株)本社)
・第3工場(レーザー工場) … レーザー加工機を備え、板材の切断加工や角パイプの特殊穴加工、多様なニーズに対応。
レーザーの照射によって板金などの薄い板を切断、マーキング、彫刻
3 実績
多くの実績の中から一部をご紹介します。詳しくは晃新製作所のホームページをご覧ください。
○サイン・ディスプレイ

○デジタルサイネージ・マルチディスプレイ

○モニュメント・オブジェ

○建築装飾金物

4 今後の展望
今回、5工場すべて見学させていただき、皆さんの精緻な加工技術に改めて感動しました。晃新製作所は、今後、より一層、地域密着、採用強化、営業効率化を図るため、2026年中に新オフィスを開設する予定です。時代の変化とともに新たな挑戦を続け、これからも“形に残る価値”を創造していきます。
星野代表取締役はじめ社員の皆様、ご対応ありがとうございました。

(左から)星野代表取締役、名和製造部長、営業部の瀧口様、守屋工場長
株式会社晃新製作所