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掲載日:2023年12月1日
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蕨市にある荻野精機製作所では、ゴム製品などを切断する自動切断機を製造、販売しています。
2020年1月に就任したばかりの荻野社長は、新たに会社のロゴマークを制作し、製品につけるロゴプレートをはじめ、リニューアルした製品パンフレット、社員の着るユニフォームなどに表示して、会社のブランド力をアップさせる取組を推進しているそうです。
新しいロゴマークが輝く本社ビル
昭和35年の創業以来、自動車部品、建築材料、文具のメーカーなど、様々な工業製品を作る多くの会社のそれぞれのニーズに沿った自動切断機を作り続けています。
部品などは精密に切り揃え、同じサイズに出来上がることが求められますが、この会社の自動切断機は切断の精度が極めて高いそうです。
身近な例として、消しゴムや油性マーカーの尖ったペン先、太陽光パネル、スマートフォンのタッチパネル、住宅用断熱材など様々な部品が荻野精機製作所の機械で切断されているそうです。
最新の自動切断機
自動切断機を用いた製品、部品の数々
工場内は整然としており、また部品庫も図書館のように整理整頓されていました。
入口近くに部品の位置を表示し、部品ごとに管理者を決めて棚に張り出すなど在庫管理の徹底を図っているそうです。
整然とした部品庫
自動切断機の設計に最新のCADシステムを導入。製作する自動切断機の設計図を3D化することで、モニター上で360度回転させて任意の場所で輪切りにして内部を見たり、部品をクリックしてその設計図を開いて確認したりすることができます。3D設計図は、日本の設計技術者とミャンマーから来日した技術者が共同で作成しています。
工場には大型モニターが設置されており、いつでも設計図を確認することができ、作業の効率化につながっています。設計図を社内で共有することで、工程管理を強化できるのだそうです。
御案内いただきました荻野社長(右)。工場内の大型モニターの前で
株式会社荻野精機製作所
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