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掲載日:2023年5月9日
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電力・通信などのインフラを支えている電柱。同社はその電柱を支える支線アンカーを製造しており国内トップシェアを誇る。支線アンカーは電柱の倒壊を防ぐため土の中に設置されるもの。川口市で製造された同社の支線アンカーは縁の下の力持ちとして、全国各地で日本のインフラを支えている。
また、道路標識などを設置する際の杭式基礎(ポールアンカー)の製造と設置も同社の主力事業となっている。従来の基礎工事には大型のコンクリート基礎が必要とされていたが、同社のポールアンカーの開発により、施工スペース、施工時間、発生残土、交通規制時間、といったトータルコストが削減できるようになった。同社のこの技術は、平成22年度に準推奨技術(新技術活用システム検討会議(国土交通省))に選定されている。
※電柱を支える支線アンカー。同社の主力製品となっている。
同社は、支線アンカー、ポールアンカー、アース事業、環境緑化事業の4分野が主力事業となっている。
※道路標識などを設置する際に使われるポールアンカーの開発で、工事環境の大幅な改善につながった。
同社の箭内弘喜生産部長からは「当社の製品・技術は一般の方の目に触れる機会は少ないのですが、創業以来60年に渡り日本のインフラの安心安全を支えてきました。これからも「土の中のプロフェッショナル」として社会に貢献していきたいと考えています。」との話があった。
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