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掲載日:2022年3月7日

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株式会社ユニパック(川口市)

省エネ・洗浄再生型のエアフィルターを通して環境にやさしい社会を目指す企業

株式会社ユニパックは、業務用エアコンに用いるエアフィルターを企画、開発、製造しています。

従来のエアフィルターの常識を翻す、薄型で高性能かつ電力使用量や廃棄物の抑制を兼ね備えた洗浄再生可能なエアフィルターを製造しています。

 

ユニパック薄型フィルター

洗浄再生型エアフィルター見本。手前から最新型「涼風」、省エネ大賞受賞の「薫風」、一番奥の「南風」は細かな火山灰をキャッチする

 

従来型は年に複数回のプレフィルターの手洗いと年1回の中性能フィルターの交換、廃棄を必要とします。しかしユニパックの高性能エアフィルターは、プレフィルターと中性能フィルターを一体化。また、薄型化かつフィルターそのものを高性能化したことで使用電力量を大幅に節減。さらに、3回繰り返し洗浄して再生利用できるため、プレフィルターの手洗いの手間と中性能フィルター廃棄削減を同時に実現でき、国内の主要な空港や大型複合ビルディングなどに広く採用されているそうです。また、東京2020オリンピックのメイン会場である国立競技場でも採用されたそうです!

 

ユニパック搬入

新国立競技場へ搬入の様子

 

ユニパックでは新型コロナウイルスの流行が始まった頃、富士フイルムと連携して、抗菌フィルターを開発。試験の結果、キャッチした菌やウイルスを不活化する効果が確認できたということです。川口市の放課後児童クラブでは、こども達の健康を守るため、これを導入したのだそうです。

 

ユニパック設置

川口市の放課後児童クラブのエアフィルター交換作業の様子

 

川口市内の洗浄工場にお邪魔してエアフィルターの再生工程を見学してきましたが、残念ながら洗浄工場は社外秘の場所となったため、お見せできません(残念!)。洗浄、再生までの流れを図でご紹介します。

 

洗浄

環境負荷を低減するため洗剤を使わず、油や菌に強い電解水を用いるのが特徴。仕上げ乾燥の後、必要に応じ抗ウイルス加工を施す

 

ユニパックはこれまで、環境負荷の低減のための研究、新製品開発などの取組が高く評価され、省エネ大賞をはじめ渋沢栄一ビジネス大賞など数々の賞を受賞しています。

ユニパック賞状

賞状の数々がずらりと並ぶ

 

 

社長ユニパック

ご対応いただいた松江代表取締役、お忙しい中、丁寧に御説明いただき、ありがとうございました。本社にて

 

  株式会社ユニパック

お問い合わせ

企画財政部 南部地域振興センター  

郵便番号332-0035  埼玉県川口市西青木二丁目13番1号 埼玉県川口地方庁舎2階

ファックス:048-257-0529

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