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発表日:2021年10月18日11時

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県政ニュース

第14回本多静六賞の表彰式について~受賞者は、栗原慶子(くりはらけいこ)氏です~

部局名:農林部
課所名:森づくり課
担当名:浅海・塩濵

内線電話番号:4301
直通電話番号:048-830-4301

埼玉県では、森林に関する学術研究や実践活動に尽力し、林学教育及び学術書の執筆、森林や公園の造成及びその指導等を通じ、社会に貢献した本多静六博士の精神を受け継ぐ個人又は団体を、「本多静六賞」として表彰しています。

今回、受賞者の栗原慶子氏へ表彰状等を授与するとともに受賞者による活動紹介を行います。

表彰式

 日時:令和3年10月22日(金曜日)13時30分~14時00分

 会場:県庁庁議室(埼玉県本庁舎2階)

 出席者:受賞者、大野元裕知事、小川秀樹選考委員長、新井重治飯能市長、川上和宏久喜市副市長  

受賞者及び受賞理由

栗原慶子(くりはらけいこ)氏

飯能市在住

東吾野女性林研「ときめ木」会長

【受賞理由】

(1)地域活動による山村地域の活性化に貢献

栗原氏は、県内初の女性林業研究グループにおいて30年以上にわたり会長を務め、林業技術の習得、林業経営の改善に取り組むとともに、特産品づくりの指導や都市と山村の協働による森づくり活動等の地域活動に尽力し、森林・林業の新たな魅力と活動を創出することで、山村地域の振興に多大な貢献をされた。

(2)林業女性の組織化を推進

男性中心であった林業界において、栗原氏は全国林業研究グループ連絡協議会における女性会議を自ら組織化し、初代代表として女性の役割や能力発揮のための活動を行ってきた。これらの活動により、各地で林業女性組織が誕生することになり、全国レベルのネットワークづくりが大きく推進された。

(3)林業における男女共同参画を推進

全国の林業女性の代表として、国の中央森林審議会委員、林政審議会委員を務め、地域の現状や女性林業グループの活動などについて提言を行い、林業における女性の地位向上、男女共同参画の推進に先駆的役割を果たしてきた。

(参考情報)本多静六賞の概要

趣旨:本多静六博士の功績をたたえるとともに、緑と共生する社会づくりを推進する。

対象:埼玉県にゆかりがあり、学術研究又は実践活動により緑と共生する社会づくりに貢献した個人又は団体

選考方法:本多静六賞選考委員会の選考を経て知事が決定

選考委員会:小川秀樹 委員長(株式会社埼玉新聞社相談役)他7名

過去の受賞者

第1回山中敬久氏(林業経営者)

第2回NPO法人埼玉森林サポータークラブ(森林ボランティア団体)

第3回原邦紘氏(林業経営者)

第4回斎藤馨氏(東京大学教授)

第5回県立浦和高等学校同窓会(高校OBによる森林づくり活動)

第6回太田 猛彦氏(東京大学名誉教授)

第7回石井清允氏(森づくり活動指導者)

第8回岩田洋氏(埼玉森林インストラクター会顧問)

第9回お菓子な郷推進協議会(菓子製造業団体)

第10回坂本全平氏(林業経営者)特別賞:久喜市立三箇小学校

第11回NPO法人ときがわ山里文化研究所(森林ボランティア団体)

第12回薗田稔氏(秩父神社宮司、京都大学名誉教授)

第13回関口定男氏(前ときがわ町長、埼玉県中央部森林組合顧問)

報道発表資料(ダウンロードファイル)

第14回本多静六賞の表彰式について~受賞者は、栗原慶子(くりはらけいこ)氏です~(PDF:210KB)

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