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発表日:2025年8月7日16時
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部局名:保健医療部
課所名:保健医療政策課
担当名:研修・国際協力・免許担当
担当者名:小泉・栗原
内線電話番号:3523
直通電話番号:048-830-3523
Email:a3510-10@pref.saitama.lg.jp
令和4年度に実施した毒物劇物取扱者試験において、試験問題の正答を誤り、これに基づき採点し、合否を判定していたことが判明しました。
改めて正しいものを正答とし、これに基づいて採点を行ったところ、当時不合格とした1名の方について追加合格となりました。対象の方には、改めて合格決定を行い、本人宛て通知を行っています。
試験区分:農業用品目 問題番号:問27
次のうち、1、3-ジカルバモイルチオ-2-(N、N-ジメチルアミノ)-プロパン塩酸塩(別名:カルタップ)の用途と廃棄方法の組合せとして、最も適切なものを選びなさい。
用途 廃棄方法
1 殺虫剤 - 還元法
2 殺虫剤 - 燃焼法
3 除草剤 - 還元法
4 除草剤 - 燃焼法
当時正答とした選択肢 1 殺虫剤 - 還元法
本来正答である(正しい)選択肢 2 殺虫剤 - 燃焼法
試験問題の作問においては、2冊以上の文献を出典として職員が作成しているが、本問においても2冊(それぞれ「書籍A」「書籍B」とする。)の書籍を出典とした。
しかし、物質1、3-ジカルバモイルチオ-2-(N、N-ジメチルアミノ)-プロパン塩酸塩(別名:カルタップ)の廃棄方法について、「燃焼法」が正しいにもかかわらず、書籍Aにおいては、「還元法」と記載されており、書籍Bにおいては、「沈殿法」と記載されていた。
なお、書籍Aにおいては当該試験実施前に正誤表が出版社によりインターネット上で公開されており、当該物質の廃棄方法は「燃焼法」に修正されているが、このことに作問する職員が気づかずに、問題を決定し出題に至った。
また、書籍Bについても、現在出版されているものでは、「燃焼法」に修正されている。
改めて採点を行ったところ、追加で合格となった1名に対しては、本人に本件の経緯等について説明し、謝罪した。
なお、その他の受験者についても改めて採点を行ったが、当時行った合否判定に影響のある方はいなかった。
試験問題の作問に際しては、複数の文献を出典とすることを徹底するとともに、複数職員による確認を徹底する。
なお、埼玉県ホームページに掲載している令和4年度の試験問題の正答については、本日正しいものを改めて掲載した。
(1)試験の実施・運営について
保健医療部保健医療政策課 研修・国際協力・免許担当 小泉・栗原
電話 048-830-3523
(2)試験問題の内容について
保健医療部薬務課 薬物対策・献血担当 脇田
電話 048-830-3633