認知症本人大使「埼玉県オレンジ大使」の任命式について～９月は世界アルツハイマー月間～

県では認知症本人からの発信の機会を増やし、社会において認知症に関する理解をより深めてもらうため、認知症本人大使「埼玉県オレンジ大使」を初めて任命します。

また、9月の「世界アルツハイマー月間」、9月21日の「世界アルツハイマーデー」に合わせて様々な啓発を行い、認知症への理解を呼びかけます。

1　認知症本人大使「埼玉県オレンジ大使」の任命式について

（1）活動の内容

認知症の普及啓発活動や、認知症サポーター養成講座などで自らの経験や考えを語る活動を通し、県民の方の認知症に対する理解がより深まるよう協力いただきます。

（2）認知症本人大使「埼玉県オレンジ大使」（2名　敬称略、順不同）

・菊地　大輔(きくち　だいすけ)　47歳　越谷市在住

　【本人からのメッセージ】　

　「40代で発症して今の私は、いろんな方と出会い前向きに生活しています。

　これからも若年性アルツハイマーと向き合って家族と共に頑張っていきたいと思っています。」

・渡邊　雅徳(わたなべ　まさのり)　44歳　鴻巣市在住

　【本人からのメッセージ】

　「40歳で発症し、様々な出会いをきっかけにヤル気を取り戻し、講演活動や就職活動を頑張っています。」

（3）認知症本人大使「埼玉県オレンジ大使」任命式

知事から任命書を手交します。

日時：令和3年9月2日（木曜日）13時10分～13時30分

場所：庁議室

2 オレンジライトアップ

埼玉を代表する施設、さいたまスーパーアリーナや大宮ソニックシティを認知症支援のシンボルカラーである「オレンジ」でライトアップします。

・さいたまスーパーアリーナ

　令和3年9月20日（月・祝）～令和3年9月24日（金曜日）　18時00分～24時00分

・大宮ソニックシティ

　令和3年9月21日（火曜日）19時00分～22時00分　

　（大宮ソニックシティでは介護・医療従事者への感謝の意を表すブルーライトアップも併せて行います）

3 若年性認知症本人写真展

認知症になってもアートを通じて心の在り方を伝えることができます。

今回は、若年性認知症本人が撮影した写真などの作品展を行います。

会場：埼玉県庁（本庁と第二庁舎間3階渡り廊下）

期間：令和3年9月6日（月曜日）～令和3年9月30日（木曜日）　

4 大宮アルディージャとコラボ

　大宮アルディージャのご協力により、NACK5スタジアムで行われる9月のホームゲームの試合開始前に、大型映像装置で認知症についてのお知らせが流れます。

　9月20日（月曜日）、9月25日（土曜日）【9月20日はアルディージャVENTUS（女子サッカー）の試合となります】

参考

世界アルツハイマーデー、月間について、県内各地の関連イベント等はこちらから

　http://www.pref.saitama.lg.jp/a0609/ninchisyosesaku/alzheimer.html

 

【世界アルツハイマーデー、月間について】

1994年「国際アルツハイマー病協会」が、世界保健機関（WHO）と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、この日を中心にアルツハイマー病の啓発を実施しています。 また、9月を「世界アルツハイマー月間」と定めて、様々な行事や取組が行われています。

報道発表資料（ダウンロードファイル）

認知症本人大使「埼玉県オレンジ大使」の任命式について～9月は世界アルツハイマー月間～（PDF：217KB）

 

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