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発表日:2025年6月6日14時
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部局名:福祉部
課所名:障害者支援課
担当名:施設整備・法人指導担当
直通電話番号:048-830-3313
Email:a3300-09@pref.saitama.lg.jp
内閣府の「令和6年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」にて最も高い評価を受けた取組に送られる「内閣総理大臣表彰」を受賞した社会福祉法人埼玉聴覚障害者福祉会が、知事に表敬訪問を行います。
令和7年6月9日(月)15:30~15:45 【知事室】
社会福祉法人埼玉聴覚障害者福祉会 理事長:永井紀世彦
一般社団法人埼玉県聴覚障害者協会 代表理事:小出真一郎 他
昭和61年にろう重複障害者の共同作業所「どんぐりの家」を開所し、これをきっかけに県内では在宅ろう重複障害者の掘り起こしにより、「なかま」が増えていった。同時に、当事者団体である一般社団法人埼玉県聴覚障害者協会(当時は埼玉県ろうあ協会)を中心とした運動は県外にも大きく影響を与え、全国各地でのろう重複障害者施設建設運動の活性化に寄与した。
平成6年には社会福祉法人埼玉聴覚障害者福祉会を設立し、平成8年には、重度身体障害者授産施設「ふれあいの里・どんぐり」を開所した。ろう重複障害者の生活・就労の場の建設運動は漫画「どんぐりの家」としてコミック誌に掲載され、社会的に大きな注目を浴びた。この影響もあり、きこえない・きこえにくい人たちの生きづらさが社会への啓発につながり、全国的なろう重複施設等の設立に大きく寄与した。
本法人の全ての施設・事業所では、なかま(=利用者)が自分の言葉=手話言語で作業や生活ができる環境が整えられており、このようなろう者を主体としながらも手話のできるきこえる人たちとの協働活動は、手話言語を軸とした情報バリアフリー社会の構築に大きく貢献したとして、高く評価されている。
※「ろう重複障害」とは、聴覚障害に加え、視覚障害、知的障害などの障害を重ね持った障害のこと。
・令和6年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者 表彰にて内閣総理大臣表彰を受賞した社会福祉法人埼玉聴覚障 害者福祉会による知事への表敬訪問(PDF:153KB)