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発表日:2025年12月10日11時

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県政ニュース 報道発表資料

地域の多様な主体の連携による孤独・孤立対策の取組を表彰-「つながるSAITAMA大賞」表彰式を開催-

部局名:福祉部
課所名:福祉政策課
担当名:政策企画担当
担当者名:羽鳥・岡・鈴木

内線電話番号:3223
直通電話番号:048-830-3223
Email:a3380-07@pref.saitama.lg.jp

少子高齢化、単身世帯の増加といった社会環境の変化により、地域における人と人との「つながり」の希薄化が指摘される中、孤独・孤立は人生のあらゆる場面で誰にでも起こり得る問題です。

そこで、県では、「つながり」が感じられる地域づくりを推進するため、地域の多様な主体の連携による孤独・孤立対策の取組を「つながるSAITAMA大賞」として表彰します。

大賞1団体、優秀賞2団体を決定し、12月12日(金曜日)に表彰式を行います。

1 受賞者

(1)大賞 1団体

  • 認定NPO法人クラブしっきーず

取組名:地域密着型サードプレイスによる相談・参加・地域づくりの一体的支援事業

学校、空き家、地域の寺社や公園などを拠点に、世代や障害の有無を問わず誰もが安心して集える「第3の居場所」を官民・民民の連携で運営し、不登校のこどもや高齢者、障害者、ヤングケアラーらの孤独・孤立を受け止めている。「支援される側がやがて支援する側へ」と成長する“教育的好循環モデル”を実現している。

(2)優秀賞 2団体

  • 特定非営利活動法人リマインド

取組名:みんなちがってみんないい!包含社会が創りたい

「医療と地域をつなぐ町の保健室」や「気軽に発達相談ができる親子の居場所」などを多職種・多団体の連携により運営し、こども、高齢者、障害者、働く人を取り巻く社会課題の解決にチームで取り組んでいる。子育て支援のシンポジウムやインクルーシブフェスタの開催などを通じて支援団体のつながりを創出し、切れ目のない支援ネットワークの実現に向けて活動している。

  • 一般社団法人埼玉県子ども食堂ネットワーク

取組名:埼玉県子ども食堂ネットワーク

こども食堂の運営者同士がつながり悩みや課題を共有できる機会や場の提供、行政や企業と連携した食品等の物資の提供など、各こども食堂が本来の力を発揮し、孤独・孤立を抱える方々を温かく包み込むことができるよう多角的な支援を行っている。こうした民間主導のネットワークが発展している例は他県になく、埼玉県の大きな強みとなっている。

2 表彰式

日時:令和7年12月12日(金曜日)14時00分~15時00分

場所:埼玉県庁本庁舎2階 庁議室

出席者:受賞者、受賞取組の関係者、選考委員長、知事

【参考】表彰対象・表彰要件・各賞選考方法

1 表彰対象

「孤独・孤立対策に連携して取り組んでいる好事例」として埼玉県孤独・孤立対策推進会議構成員、埼玉県孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム会員、県内市町村等から推薦された取組

2 表彰要件

(1)NPO、民間企業・団体、行政等が2者以上で連携した取組

(2)埼玉県内での取組

(3)孤独・孤立の予防や孤独・孤立の状態にある方への支援となる取組

(4)実施主体が埼玉県孤独・孤立対策官民連携プラットフォームの会員となっている取組

(5)次のいずれかに該当し、他の模範として横展開が期待できる取組

 ア 地域の関係者が協力してきめ細やかな支援を行っている取組

 イ 民間企業・団体が効果的な役割を担っている取組

3 各賞選考方法

推薦された取組24件について、推薦シート等の内容を選考基準に基づき2段階で審査。埼玉県福祉部福祉政策課内での一次選考を通過した取組6件について、選考委員会(委員長:東 宏行 獨協医科大学看護学科特任教授)により二次選考を実施。合計点数の高い順に大賞1件、優秀賞2件を選考した。

報道発表資料(ダウンロードファイル)

地域の多様な主体の連携による孤独・孤立対策の取組を表彰-「つながるSAITAMA大賞」表彰式を開催-(PDF:221KB)

 

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