県庁舎で県の魚「ムサシトミヨ」の水槽展示を始めました

埼玉県では、希少種保護等により、生物多様性の損失を止め、反転させる「ネイチャーポジティブ」を推進しています。

このたび、希少種保護に関する普及啓発の一環として、学校法人シモゾノ学園 大宮国際動物専門学校の協力を得て、県庁舎において県の魚「ムサシトミヨ」の水槽展示を始めました。

ムサシトミヨは世界でも元荒川の上流部（熊谷市）にのみ生息する大変貴重な魚です。県庁にお越しの際は是非ムサシトミヨを御覧ください。

水槽展示の概要

場所

埼玉県庁　本庁舎1階　南側エレベーターホール
（さいたま市浦和区高砂3-15-1）

観覧可能時間

月曜日から金曜日（祝日、12月29日から1月3日を除く）の8時30分から17時00分
※ムサシトミヨの体調等に応じて予告なく展示を中止する場合があります。

ムサシトミヨ（写真提供：Plus-R　市塚 徹 様）

展示風景

参考

ムサシトミヨについて

• 絶滅危惧ⅠA類（環境省、埼玉県）に分類される県内希少野生動植物種です。
• 体長は3.5～6センチメートル、寿命は約1年の淡水魚です。
• 水温10～18度の冷たい湧き水があり、水草が茂る場所に生息します。
• オスはその生涯の大半を巣作りや子育てに費やすという、珍しい習性を持ちます。

学校法人シモゾノ学園 大宮国際動物専門学校について

• 愛玩動物看護師、トリマー、動物飼育健康管理員、ドッグトレーナー等の動物分野の職業社会人を養成する専門学校として平成14年に開校しました。
• 「心を大切に　感謝の気持ちで自然を思い　人と動物の真の共存共生」を教育理念に掲げ、前身校・系列校を合わせて約12,800名の卒業生を動物分野を主とした社会に輩出しています。
• 平成25年以降、県からムサシトミヨを定期的に譲り受け、飼育展示・繁殖に取り組んでいます。
• このたびの水槽展示に当たっては、広報用パネルを含む資機材一式を御提供いただくとともに、今後のムサシトミヨ飼育管理に継続的に御協力いただきます。

問合せ先

ムサシトミヨや水槽展示等の取組全般に関すること

埼玉県環境部みどり自然課　野生生物担当　荒井・山瀬
TEL：048-830-3143　E-mail：a3140-09@pref.saitama.lg.jp

学校法人シモゾノ学園 大宮国際動物専門学校に関すること

学校法人シモゾノ学園 大宮国際動物専門学校　募集・広報課　吉川
TEL：048-648-8400　E-mail：omiya-kokusai@iac.ac.jp

報道発表資料（ダウンロードファイル）

県庁舎で県の魚「ムサシトミヨ」の水槽展示を始めました（PDF：276KB）

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