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発表日:2026年4月24日11時

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県政ニュース 報道発表資料

ムサシトミヨの推定個体数が増加しました~直近5年で4,754尾から9,448尾へ~

部局名:環境部
課所名:みどり自然課
担当名:野生生物担当
担当者名:石川・田口

内線電話番号:3143
直通電話番号:048-830-3143
Email:a3140-09@pref.saimta.lg.jp

 (同時発表元:熊谷市)
この調査は、熊谷市の元荒川にのみ生息し、「埼玉県希少野生動植物の種の保護に関する条例」で定める希少種の魚であり、「県の魚」「市の魚」でもあるムサシトミヨについておおむね5年に1回実施しています。  

1 調査概要

本調査は、ムサシトミヨの生息状況を把握し、種の保護管理及び県指定天然記念物区域の環境保全対策を実施するための基礎資料とすることを目的としています。

(1)実施機関

  • ムサシトミヨ保全推進協議会(事務局:熊谷市環境政策課)

  • 関係機関協力のもと埼玉県水産研究所の技術支援を受け実施

(2)調査日

  • 事前調査 令和8年1月28日(水曜日)※水草の繫茂状況等の計測

  • 採捕調査 令和8年2月3日(火曜日)、4日(水曜日)

(3)調査区域

 元荒川の上流部(全長約2.4㎞)を次のとおり5つの調査区域に設定

  • Ⅰ区 熊谷市ムサシトミヨ保護センターから下流 445メートル  ※県指定天然記念物区域

  • Ⅱ区 Ⅰ区の下流端から下流Ⅴ区合流地点まで 769メートル

  • Ⅲ区 Ⅱ区の下流端から下流 436メートル

  • Ⅳ区 一級河川源流起点付近 430メートル(水量が少なく水草も自生していないため採捕調査は実施せず)

  • Ⅴ区 埼玉中央漁業協同組合排水路 261メートル

別紙1 ムサシトミヨ生息個体数調査区域図(PDF:164KB)

2 調査結果

(1)推定個体数

  • ムサシトミヨの推定個体数 9,448尾

※推定個体数は、これまでの調査と同様に、採捕区間の採捕尾数に水草面積等を勘案して算出。

表1

  • 前回令和3年2月調査の4,754尾と比較して増加しています。

  • また、前回調査でムサシトミヨが採捕できなかったⅢ区とⅤ区でも採捕できたことから、生息域の拡大が期待されます。

(2)生息環境

水草の繁茂状況は、前回調査と比べ、ほぼ全区域で増加傾向にありました。

表2

 

3 今後の保全対策について

埼玉県では、希少種保護等により、生物多様性の損失を止め、反転させる「ネイチャーポジティブ」を推進しています。その一環として、ムサシトミヨが一層安定して生息できるよう、引き続き環境整備を推進してまいります。

 

【ムサシトミヨ(トゲウオ科トミヨ属)】

  • 体長3.5~6センチメートルで、水温10~18度の冷たい湧き水があり水草が茂る場所に生息します。寿命は約1年。

  • 絶滅危惧ⅠA類(環境省、埼玉県カテゴリー)、県内希少野生動植物種。

報道発表資料(ダウンロードファイル)

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