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発表日:2023年8月25日11時

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県政ニュース

家庭の使用済みリチウムイオン電池からレアメタル等を回収する実証試験を行います~民間企業と連携してサーキュラーエコノミーを推進します~

部局名:環境部
課所名:資源循環推進課
担当名:企画調整・一般廃棄物担当
担当者名:中山・高橋

内線電話番号:3106
直通電話番号:048-830-3106
Email:a3100-03@pref.saitama.lg.jp

このたび、埼玉県は、車載用リチウムイオン電池等を再資源化している太平洋セメント株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:不死原正文)及び松田産業株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松田芳明)と連携し、家庭用リチウムイオン電池等の効率的な分別やレアメタルの回収を目的とした実証試験を行い、サーキュラーエコノミーの推進を図ります。

1 実証試験の背景

スマートフォンやモバイルバッテリー、電子たばこといった身近な充電式電化製品の多くに、リチウムイオン電池が内蔵されています。
リチウムイオン電池に含まれるコバルトやニッケルなどのレアメタルは、メーカー等が自主回収している製品を除き多くが有効に活用されていません。
また、リチウムイオン電池が適切に分別されず家庭ごみに混入し、収集運搬時や処理施設等における火災発生の原因となっています。

2 実証試験の概要

県内2市(狭山市及び上尾市)が家庭から回収し保管している使用済みのリチウムイオン電池やリチウムイオン電池を含む小型家電(モバイルバッテリー・電子たばこ)等について、次のとおり実証試験を行います。

(1)安全で効率的な分別方法の検証

有価物として取引するために、市町村の負担が少なく、安全な分別方法(分かりやすい作業手順や見本)を検討します。

(2)レアメタルの活用可能性の検証

どのようなレアメタルがどれくらい含まれているのか、回収コストを含めて調査します。

3 実施期間(予定)

令和5年9月~令和6年2月

4 連携事業者(かっこ内は主な役割)

  • 埼玉県【全体のコーディネート、協力市との調整等】
  • 太平洋セメント株式会社【熱処理(レアメタル等の回収の前処理)※】
  • 松田産業株式会社【運搬・保管、レアメタル等の回収】

※敦賀セメント株式会社(太平洋セメントグループ企業)で実施

報道発表資料(ダウンロードファイル)

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