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発表日:2023年7月6日14時

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県政ニュース

【サーキュラーエコノミー実証実験 第2弾】埼スタ内に新デザインのペットボトル3分別回収ボックスを設置~浦和レッズ伊藤敦樹選手起用の動画放映スタート~

部局名:環境部
課所名:資源循環推進課
担当名:サーキュラーエコノミー担当、企画調整・一般廃棄物担当
担当者名:照井、風間

内線電話番号:3107,3109
直通電話番号:048-830-3107,048-830-3109
Email:a3100-11@pref.saitama.lg.jp

 埼玉スタジアム2〇〇2において、4月15日から啓発用ペットボトル回収ボックスの設置及び浦和レッズ鈴木彩艶(スズキ ザイオン)選手が出演する動画放映、啓発ブース設置により、来場者へのペットボトル3分別の呼びかけを行ってきました。

 この度、スタジアム場内コンコースに設置済みの全てのペットボトル回収ボックスを、キャップ・ラベル・ボトル本体に3分別できる仕様に改良しました。これまで、ペットボトルを3分別できるのは啓発用回収ボックスのみでしたが、新型ボックスの設置により7月8日(土曜日)から、来場者によるペットボトルの3分別を本格的にスタートします。

 併せて、浦和レッズが鈴木選手に加え、伊藤敦樹(イトウ アツキ)選手を起用した、分別を呼び掛ける新しい動画も放映します。これにより、来場者によるペットボトルの分別率を向上させ、事業系では難しいとされている※1水平リサイクル※2を目指します。

 また、(株)エコ計画が4月15日のウェルカムデー及び5月6日のACL決勝戦で来場者から排出されたゴミの組成調査を実施し、解析しました。これを基に、循環利用が進む分別方法についても検討を進めていきます。

 ※1 家庭から出るペットボトル(家庭系)は分別率が高く異物混入率が低いため、水平リサイクルが進んでいますが、集客施設等の事業所から出るペットボトル(事

       業系)は、分別率が低く異物混入が高いため、水平リサイクルの原料には不向きとされています。

 ※2 使用済ペットボトルを原料に戻し、再びペットボトルを作ること

【新型回収ボックスのデザイン及び動画放映】

 新型回収ボックスには、来場者の目を引き、分別に興味をもってもらえるよう、コカ・コーラ ボトラーズジャパン(株)が浦和レッズ及び埼玉スタジアム2002をイメージしたデザインを施しました。ボックスの設置に合わせて、伊藤敦樹選手にも分別を呼びかけていただきます。

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【試合から出たゴミの組成調査】

 (株)エコ計画が選別作業を実施、種類別に計量してゴミの組成について調査を行いました。(びん、缶を除く。)結果の概要は以下のとおりです。より詳細な内容について、別紙をご覧ください。

No. 1 (ウェルカムデー) 2 (ACL決勝戦)
試合日時 R5.4.15 15時00分~ R5.5.6 18時00分~
観客数 38,574 人 53,374 人
天気

気温

(湿度)

16.1℃

(90%)

23.9℃

(45%)

多いもの

ランキング

(重量比)

1.プラスチック類(46%)

2.紙類(28%)

3.食べ残し(13%)

1.プラスチック類(39%)

2.食べ残し(28%)

3.紙類(26%)

備考

5月6日は夕食時だったため、食べ残しや食品容器の割合が増えたと考えられる。

調査結果を踏まえ、効率的な分別や再利用方法について、検討を進めていきます。

【実証実験の概要について】

1 サーキュラーエコノミー※3実証実験概要

 埼玉スタジアム2〇〇2に現在設置されている回収箱を工夫・改善、専用回収ボックスを設置するなどし、ペットボトル等のリサイクルが可能なものを原料に戻し、再製品化のための分別回収の有効な手法の検証や再製品化の検討を行い、「サーキュラーエコノミーの見える化」を目指します。

2 実施場所

 埼玉スタジアム2〇〇2(さいたま市緑区美園2-1)

3 実施期間(予定)

 令和5年4月15日(土曜日)~11月25日(土曜日)

4 連携事業者(かっこ内は主な役割)

 ・浦和レッドダイヤモンズ株式会社【分別回収、啓発実施】

 ・コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社

          【ペットボトルの再製品化、専用回収箱デザイン】

  ・株式会社エコ計画           【ペットボトル減容などの中間処理、組成調査】

 ・埼玉スタジアム2〇〇2公園マネジメントネットワーク ※4

 【スタジアム内常設回収箱の改善、食品容器等による再生品の試作】

   ※3  生産から廃棄までのあらゆる段階で資源の効率化・循環的な利用を図り、環境への取組を企業の収益につなげていく経済活動のこと

   ※4 埼玉スタジアム2○○2公園の指定管理者。代表法人は公益財団法人埼玉県公園 緑地協会

 

【問い合わせ先】

(啓発に関すること)

 ・浦和レッドダイヤモンズ株式会社

    コーポレート本部 スタジアム運営担当 早川

 電話 048-812-1001 E-mail:t.hayakawa@urawa-reds.co.jp

(回収箱の改善に関すること)

 ・公益財団法人埼玉県公園緑地協会 

 埼玉スタジアム2〇〇2公園管理事務所 北島

 電話 048-812-2002 E-mail:y.kitajima@stadiu平方メートル002.com

(その他本取組に関すること)

 ・埼玉県環境部資源循環推進課

 サーキュラーエコノミー担当 照井

 企画調整・一般廃棄物担当 風間

 電話 048-830-3107  E-mail:a3100-10@pref.saitama.lg.jp

 

報道発表資料(ダウンロードファイル)

 

・【サーキュラーエコノミー実証実験 第2弾】埼スタに新デザインペットボトル3分別回収ボックスを設置~浦和レッズ伊藤敦樹選手起用の動画放映スタート~(PDF:232KB)(PDF:352KB)

 

・別紙(PDF:282KB)

 

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