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掲載日:2025年11月10日

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令和7年度国民保護実動訓練の実施結果について(深谷市)

国民保護法に基づく緊急対処事態(大規模テロ等)に備え、県、市及び関係機関相互の連携や対処能力の向上を図るとともに、県民の皆さまに国民保護制度の普及を図るため、実動訓練を実施しました。

1 概要

(1)実施日時

令和7年10月24日(金曜日)13時00分~15時10分

(2)実施場所

深谷市総合体育館<深谷ビッグタートル>(深谷市上野台2568)

(3) 参加機関

埼玉県(主催)、深谷市(共催)、埼玉県警察(警察本部、機動隊、深谷警察署)、深谷市消防本部、陸上自衛隊(第32普通科連隊・第1特殊武器防護隊)、埼玉DMAT(深谷赤十字病院)、熊谷総合病院、日本赤十字社埼玉県支部、さいたま赤十字病院、埼玉医科大学総合医療センター、国立病院機構埼玉病院、深谷市地域振興財団、東都大学ほか

(4)参加者数

約400名

(5) 訓練内容

  • 施設内に化学剤が散布されたという想定により、観客の避難や救護、除染やトリアージ等の訓練を実施。
  • 陸上自衛隊の除染車により、化学剤に汚染された道路の除染作業の展示訓練を実施。

2 今回の訓練の特徴

(1)化学剤(サリン)の特性を考慮した被災者の垂直避難(2階からの避難)及び傷病者除染方法(乾的除染)の選定。

(2)救急車両だけでなく、自衛隊人員輸送車による救急搬送(歩行可能な軽症の被災者のみ)を実施。

(3)展示訓練(第2部)として、弾道ミサイル化学剤弾頭対処を想定した自衛隊による道路除染を実施。

3 訓練の様子

令和7年度埼玉県・深谷市国民保護実動訓練風景

市長挨拶

開会式(小島 進 深谷市長の挨拶)

発災現場

発災現場(化学剤散布)

屋外退避

施設二階から屋外退避した歩行可能者な被災者
への深谷消防本部による指示

脱衣


消防の指示による屋外退避者の上衣脱衣及び移動

屋内進入

化学防護服を着用した深谷市消防本部の屋内進入

救出1

深谷市消防本部による歩行不能な被災者の救助

救出2

深谷市消防本部による被災者の救助

採証活動

県警機動隊による採証活動

除染テント

除染テントでの脱衣・拭き取りによる除染(乾的除染)

除染ポンチョ

除染後の被除染者用簡易服(ポンチョ)着用

救護1

医療関係機関による救護所での医療処置

救護2

医療関係機関による救護所での医療処置2

聴取

深谷警察署による事情聴取及び
深谷市による安否情報確認

自衛隊搬送

自衛隊車両による軽症者の一斉搬送

現地調整所

現地調整所における情報共有及び調整

地域除染

陸上自衛隊第32普通科連隊による地域除染

除染車

(第2部訓練)除染車による道路除染

知事

閉会式(大野 元裕 埼玉県知事の講評)

国民保護とは

  • 武力攻撃事態やテロ攻撃から国民の生命、身体及び財産を保護し、国民生活等に及ぼす影響を最小にするため、国、自衛隊、警察、消防、自治体等が連携し、国民の生命と財産を守ることです。
  • 国民保護法は、平成16年6月14日に成立し、県の責務(国民の避難や救援の実施)が定められています。
  • 県では、円滑に国民保護措置を実施できるよう、平成18年1月に国民保護に関する埼玉県計画を作成しています。

緊急対処事態とは

  • 武力攻撃(我が国に対する外部からの組織的・計画的な武力の行使をいう。)に準じる手段を用いて多数の人を殺傷する行為が発生した事態又はそのような行為が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至った事態で、国家として緊急に対処することが必要なものをいいます。

お問い合わせ

危機管理防災部 危機管理課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 危機管理防災センター2階

ファックス:048-830-8129

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