トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2025年度 > 2025年6月 > 全国広報コンクールで内閣総理大臣賞・総務大臣賞を受賞した 本庄市が知事を表敬訪問します
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発表日:2025年6月11日11時
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部局名:県民生活部
課所名:広報課
担当名:テレビ・ラジオ・広報紙担当
担当者名:五十里
内線電話番号:2868
直通電話番号:048-830-2868
Email:a2830-04@pref.saitama.lg.jp
本庄市が、「令和7年全国広報コンクール(公益社団法人 日本広報協会主催)」で内閣総理大臣賞と総務大臣賞を受賞しました。本庄市長が知事を訪問し、受賞を報告します。
令和7年6月13日(金曜日)15時30分~15時40分
知事室
全国広報コンクール内閣総理大臣賞・総務大臣賞の受賞報告及び写真撮影
吉田 信解(よしだしんげ) 本庄市長
橋本 英樹(はしもとひでき) 本庄市 企画財政部長
高柳 一美(たかやなぎかずみ) 本庄市 広報課 課長
福島 和孝(ふくしまかずたか) 本庄市 広報課 課長補佐
谷田 部優(やたべすぐる) 本庄市 広報課 広報係長
人口減少下において、単に外からの移住者を増やすだけではなく、市民の皆さんをはじめ、本市に関わる皆さんがまちの魅力を再発見することでまちへの愛着を高め、「住みたい、住み続けたい、関わりたい」本市のファンとなり、さらには、まちを自らが楽しむ「推し」となることを目的とする。シティプロモーションの一環として取り組む様々な事業が、関わる皆さんの思い思いの「推し」を生み、市全体の「推し」であるブランドメッセージ「どこにでも行けるけど、ここにいたい。本庄」の誕生につながった。本企画ではここに至るまでの事業の軌跡とこれからの可能性を発表した。
昨年、特選となった取り組みをさらに進化・発展させた。論理と実践の積み重ねから「まちの当事者を増やす」という目標を見出し、総合的な展開につながっていることが素晴らしい。課題のとらえ方、分析から導かれた目標設定の説得力、継続的な「七高祭」(6校になっても名前を踏襲する点も含め)の取り組みの質を上げ企画としてさらにパワーアップしている点を高く評価する。特に庁内全体で当事者性を持ってもらうため、総合計画に位置付けたうえ、シティプロモーション計画を策定し、若手職員によるプロジェクトチームや地域連携などを実現できたことは特筆できる。高校卒業生の参加で、まちの当事者増加という目標を着実にクリアした点や新たに作成したブランドメッセージ、ロゴのクオリティも素晴らしい。シティプロモーションを市外からの認知獲得として捉えるにとどめず、地域の力、関与意欲を高める取り組みとして位置づけていることは重要であり、そうした成果を十分に定量化して提示した上での取り組みは、多くの自治体にとって参考となるだろう。
【降りしきる雨を吹き飛ばすほどの躍動本庄祇園まつり こだま夏まつり】
意識したのは、タイトル通り祭りを目にした殆どの方が感じたであろう参加者の「降りしきる雨を吹き飛ばすほどの躍動」を読者に余すことを伝えること。この躍動は、まちへの愛着と祭りを心の底から楽しむ「人の思い」の積み重ねが生んでいると考え、レイアウトは「人」をメインに据え、祭りを全力で楽しむ参加者の写真を実際に紙面上で積み重ねることでその「躍動感」が読者に届くように表現。また、両祭りを左右ページで対比させたのは、それぞれの地域の一体感と、競うように祭りを盛り上げている様子を表現し、このまちの持つ異なる魅力と、参加者の持つまちへの愛着・誇りを読者に伝えることを意図した。
見開き紙面いっぱいに現場の熱量が伝わってくるダイナミックな作品。エネルギー溢れる人々の歓声や熱量が誌面から押し寄せ、一目見て魅了されてしまった。躍動感あふれる写真を全面に敷き詰め、劇画調の加工とデザインを施すことで、印象的なページに仕上がっている。当日はあいにくの雨天だったというが、難しい雨天時の撮影でも、バリエーション豊かにシャッターチャンスをしっかりつかみ、街の人々を主人公にしたストーリーを見事に作り上げている。大胆なレイアウトにより、まるで祭りの中に放り込まれたような臨場感が生まれている。雨にも負けずに躍動する祭りの参加者の姿が、熱気と活力を力強く伝えている。二つの祭りを対比させた写真選定も、躍動感の演出に一役買っている。左右ページで異なる地域にも関わらず、多くの情報量を感じさせない構成力と、一つにまとめ上げる優れたデザイン性と配色のセレクトや、バランス感覚も素晴らしい。コラージュのメリハリや構図、バランスもよく、トーンの統一感もあり、映画ポスターのような完成度の高さがある。夏祭りの組写真というと、参加者の表情や、催し物、出店など様々な風景を混在させる構成が多い中で、コラージュされた写真は一貫して「神輿×人」にフォーカスされている。最もボルテージの高い瞬間を集めたことで、よりメッセージが強まっていた。
地方自治体等の広報活動の向上を目的に昭和39年から公益社団法人 日本広報協会が主催。広報紙・ウェブサイト・広報写真(一枚写真・組み写真)・映像・広報企画の5媒体10部門がある。各部門から特選、入選が決められ、特選となった団体には総務大臣賞が贈られる。また、最も優秀な団体には内閣総理大臣賞が贈られる。また、地域の課題やニュース、人物等を積極的に取り上げ、住民の目線を生かした、特に優れている作品を対象に各部門から読売新聞社賞が1点ずつ贈られ、「地域の活性化や課題解決のヒント」になる作品を対象に全部門からBSよしもと賞が数点贈られる。今回のコンクールでは、令和6年1~12月までに発行、発表、公開、実施されたものが対象。本県からは、有識者による審査等を経て18作品を推薦。
全国からの応募総数448点のうち、本庄市が内閣総理大臣賞と総務大臣賞を受賞。また、草加市、三芳町、狭山市、久喜市も入選。