埼玉県鉱工業指数（令和7年10月分）-生産、出荷ともに2か月ぶりの「低下」-

鉱工業指数は景気や経済の動きを把握することを目的としており、製造業の事業所における活動状況を表すものです。
景気の動きに敏感で、速報性があるため足下の景気動向を判断する指標の1つとなります。

1  概要

令和7年10月の埼玉県鉱工業指数について、生産は輸送機械工業、生産用機械工業などの低下により、2か月ぶりの低下となりました。

出荷は化学工業、生産用機械工業などの低下により、2か月ぶりの低下となりました。

在庫は2か月連続の上昇、在庫率は2か月ぶりの低下となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和7年10月分）           (2020年=100)

	指数	前月比（％）	前年同月比（％）
生産	108.3	-2.2	3.7
出荷	104.5	-1.5	1.6
在庫	103.8	0.3	1.8
在庫率	116.7	-5.7	1.6

 

 2  寄与した主な業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	12業種	化学工業	28.5	医薬品
		電気機械工業	7.5	電力変換装置
低下	11業種	輸送機械工業	-19.2	乗用車
		生産用機械工業	-29.2	半導体製造装置

＜ 出荷 ＞

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	13業種	情報通信機械工業	50.2	ガス警報器
		業務用機械工業	16.4	精密測定機
低下	10業種	化学工業	-5.4	医薬品
		生産用機械工業	-30.5	半導体製造装置

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県鉱工業指数のページ

 

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 埼玉県鉱工業指数（令和7年10月分）（PDF：195KB）（別ウィンドウで開きます）

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