埼玉県鉱工業指数（令和7年9月分、第3四半期分）-令和7年9月分は生産が2か月ぶりの「上昇」-

鉱工業指数は景気や経済の動きを把握することを目的としており、製造業の事業所における活動状況を表すものです。
景気の動きに敏感で、速報性があるため足下の景気動向を判断する指標の1つとなります。

令和7年9月分 生産、出荷ともに2か月ぶりの上昇

1  概要

令和7年9月の埼玉県鉱工業指数について、生産は輸送機械工業、食料品工業などの上昇により2か月ぶりの上昇となりました。
出荷は輸送機械工業、化学工業などの上昇により2か月ぶりの上昇となりました。
在庫、在庫率ともに2か月ぶりの上昇となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和7年9月分）           (2020年=100)

	指数	前月比（％）	前年同月比（％）
生産	110.7	9.2	0.4
出荷	106.1	10.1	5.6
在庫	103.5	4.3	1.5
在庫率	123.8	5.7	- 1.9

 

 2  寄与した主な業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞   

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	17業種	輸送機械工業	82.3	航空機用部品
		食料品工業	5.1	チョコレート類
低下	6業種	化学工業	-14.6	医薬品
		パルプ・紙・紙加工品工業	-4.5	段ボール原紙

＜ 出荷 ＞ 

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	16業種	輸送機械工業	47.7	乗用車
		化学工業	10.2	医薬品
低下	7業種	情報通信機械工業	-27.0	ガス警報器
		業務用機械工業	-6.6	精密測定機

令和7年第3四半期分 生産は2期連続の低下、出荷は2期ぶりの上昇 

1  概要

令和7年第3四半期（令和7年7月～令和7年9月期）の生産は、食料品工業、窯業・土石製品工業などの低下により2期連続の低下となりました。
出荷は、化学工業、業務用機械工業などの上昇により2期ぶりの上昇となりました。
在庫は3期ぶりの上昇、在庫率は2期ぶりの上昇となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和7年第3四半期分）  (2020年=100)

	指数	前期比（％）	前年同期比（％）
生産	105.7	-1.0	-2.5
出荷	102.5	1.5	-2.2
在庫	103.5	5.7	1.5
在庫率	467.4	90.8	-55.6

 

 

 2  寄与した主な業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞   

		主な業種	前期比（％）	主な品目
上昇	9業種	汎用機械工業	5.4	空気圧機器
		業務用機械工業	11.5	試験機
低下	14業種	食料品工業	-3.0	チョコレート類
		窯業・土石製品工業	-10.9	生コンクリート

＜ 出荷 ＞ 

		主な業種	前期比（％）	主な品目
上昇	8業種	化学工業	7.1	医薬品
		業務用機械工業	11.3	試験機
低下	15業種	輸送機械工業	-6.3	乗用車
		情報通信機械工業	-9.4	交換機

 

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県鉱工業指数のページ

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 埼玉県鉱工業指数（令和7年9月分、第3四半期分）（PDF：310KB）（別ウィンドウで開きます）

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