埼玉県鉱工業指数（令和7年6月分、第2四半期分）-令和7年6月分は生産が2か月ぶりの「低下」-

鉱工業指数は景気や経済の動きを把握することを目的としており、製造業の事業所における活動状況を表すものです。
景気の動きに敏感で、速報性があるため足下の景気動向を判断する指標の1つとなります。

令和7年6月分 生産は2か月ぶりの低下、出荷は3か月ぶりの低下

1  概要

令和7年6月の埼玉県鉱工業指数について、生産は化学工業、生産用機械工業などの低下により2か月ぶりの低下となりました。
出荷は生産用機械工業、化学工業などの低下により3か月ぶりの低下となりました。
在庫は3か月ぶりの上昇、在庫率は2か月ぶりの低下となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和7年6月分）           (2020年=100)

	指数	前月比（％）	前年同月比（％）
生産	103.5	-6.3	6.7
出荷	96.9	-7.7	-0.6
在庫	97.9	2.1	0.4
在庫率	121.5	-74.6	-48.7

 

 2  寄与した主な業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞   

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	6業種	輸送機械工業	8.4	航空機用部品
		業務用機械工業	5.5	精密測定機
低下	17業種	化学工業	-14.9	医薬品
		生産用機械工業	-43.3	半導体製造装置

＜ 出荷 ＞ 

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	3業種	業務用機械工業	13.1	精密測定機
		鉱業	9.0	石灰石
低下	20業種	生産用機械工業	-40.6	半導体製造装置
		化学工業	-7.8	医薬品

令和7年第2四半期分 生産、出荷ともに2期ぶりの低下 

1  概要

令和7年第2四半期（令和7年4月～令和7年6月期）の生産は、生産用機械工業、化学工業などの低下により2期ぶりの低下となりました。
出荷は、生産用機械工業、情報通信機械工業などの低下により2期ぶりの低下となりました。
在庫は2期連続の低下、在庫率は2期ぶりの低下となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和7年第2四半期分）  (2020年=100)

	指数	前期比（％）	前年同期比（％）
生産	106.8	-2.6	2.7
出荷	101.0	-2.7	-1.2
在庫	97.9	-2.9	0.4
在庫率	245.0	-77.6	0.7

 

 

 2  寄与した主な業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞   

		主な業種	前期比（％）	主な品目
上昇	10業種	金属製品工業	4.8	スチール製缶
		プラスチック製品工業	1.2	プラスチック製建材
低下	13業種	生産用機械工業	-26.7	半導体製造装置
		化学工業	-6.4	医薬品

＜ 出荷 ＞ 

		主な業種	前期比（％）	主な品目
上昇	11業種	輸送機械工業	2.3	乗用車
		金属製品工業	10.1	水門
低下	12業種	生産用機械工業	-30.1	半導体製造装置
		情報通信機械工業	-21.3	搬送装置

 

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県鉱工業指数のページ

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 埼玉県鉱工業指数（令和7年6月分、第2四半期分）（PDF：270KB）（別ウィンドウで開きます）

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