埼玉県鉱工業指数（令和7年3月分、第1四半期分）-令和7年3月分は生産が3か月ぶりの「低下」-

鉱工業指数は景気や経済の動きを把握することを目的としており、製造業の事業所における活動状況を表すものです。
景気の動きに敏感で、速報性があるため足下の景気動向を判断する指標の1つとなります。

令和7年3月分 生産は3か月ぶりの低下、出荷は4か月ぶりの低下

1  概要

令和7年3月の埼玉県鉱工業指数について、生産は食料品工業、生産用機械工業などの低下により3か月ぶりの低下となりました。
出荷は化学工業、食料品工業などの低下により4か月ぶりの低下となりました。
在庫は横ばい、在庫率は2か月ぶりの上昇となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和7年3月分）           (2020年=100)

	指数	前月比（％）	前年同月比（％）
生産	110.0	-1.9	6.0
出荷	98.8	-5.0	3.9
在庫	100.8	0.0	1.1
在庫率	127.3	3.9	-8.2

 

 2  寄与した主な業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞   

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	7業種	化学工業	16.4	医薬品
		輸送機械工業	8.7	乗用車
低下	16業種	食料品工業	-10.3	チョコレート類
		生産用機械工業	-17.9	フラットパネル・ディスプレイ製造装置

＜ 出荷 ＞ 

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	5業種	輸送機械工業	2.8	乗用車
		情報通信機械工業	8.9	搬送装置
低下	17業種	化学工業	-12.1	医薬品
		食料品工業	-8.4	チョコレート類

※横ばい1業種

令和7年第1四半期分 生産、出荷ともに2期ぶりの上昇 

1  概要

令和7年第1四半期（令和7年1月～令和7年3月期）の生産は、輸送機械工業、生産用機械工業などの上昇により2期ぶりの上昇となりました。
出荷は、輸送機械工業、生産用機械工業などの上昇により2期ぶりの上昇となりました。
在庫は3期ぶりの低下、在庫率は2期ぶりの上昇となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和7年第1四半期分）  (2020年=100)

	指数	前期比（％）	前年同期比（％）
生産	109.6	7.1	5.9
出荷	101.7	1.5	-1.0
在庫	100.8	-1.9	1.1
在庫率	1049.6	681.0	880.5

 

 

 2  寄与した主な業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞   

		主な業種	前期比（％）	主な品目
上昇	10業種	輸送機械工業	21.9	航空機用部品
		生産用機械工業	69.4	フラットパネル・ディスプレイ製造装置
低下	12業種	プラスチック製品工業	-5.2	プラスチック製容器
		汎用機械工業	-4.2	空気圧機器

※横ばい1業種

＜ 出荷 ＞ 

		主な業種	前期比（％）	主な品目
上昇	9業種	輸送機械工業	14.3	乗用車
		生産用機械工業	56.2	半導体製造装置
低下	14業種	化学工業	-10.7	医薬品
		汎用機械工業	-4.7	空気圧機器

 

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県鉱工業指数のページ

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 埼玉県鉱工業指数（令和7年3月分、第1四半期分）（PDF：410KB）（別ウィンドウで開きます）

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