埼玉県鉱工業指数（令和6年10月分）-生産は2か月ぶりの「低下」、出荷は3か月ぶりの「上昇」-

鉱工業指数は景気や経済の動きを把握することを目的としており、製造業の事業所における活動状況を表すものです。
景気の動きに敏感で、速報性があるため足下の景気動向を判断する指標の1つとなります。

1  概要

令和6年10月の埼玉県鉱工業指数について、生産は輸送機械工業、化学工業などの低下により、2か月ぶりの低下となりました。
出荷は生産用機械工業、情報通信機械工業などの上昇により、3か月ぶりの上昇となりました。
在庫は横ばい、在庫率は2か月連続の低下となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和6年10月分）           (2020年=100)

	指数	前月比（％）	前年同月比（％）
生産	103.9	-7.9	-1.5
出荷	102.1	2.5	-3.8
在庫	102.4	0.0	2.5
在庫率	123.3	-11.2	2.7

 

 2  寄与した主な業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞   

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	13業種	生産用機械工業	37.8	フラットパネル・ディスプレイ製造装置
		汎用機械工業	7.7	空気圧機器
低下	10業種	輸送機械工業	-36.2	航空機用部品
		化学工業	-11.9	医薬品

＜ 出荷 ＞ 

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	18業種	生産用機械工業	43.3	半導体製造装置
		情報通信機械工業	35.8	ガス警報器
低下	4業種	輸送機械工業	-12.8	航空機用部品
		業務用機械工業	-10.5	精密測定機

横ばい1業種

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県鉱工業指数のページ

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 埼玉県鉱工業指数（令和6年10月分）（PDF：290KB）

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