ページ番号:196313
掲載日:2023年11月9日
ここから本文です。
3年半前に、空き家バンクを利用して東京の立川市から
秩父に引っ越してきた細野さん一家。
自宅は武甲山の山の中にある中古物件を購入し、
秩父市街地で自らオープンさせた「ふくくるしょくどう」
に通っています。中華、和食で料理人として修行を積み、
お弁当屋さんを営んでいた昌行さん。
娘の蒔結ちゃんの喘息のことや、
ずっと一緒に暮らしている犬たちのことを考え、
家族にとってより良い環境を求め、秩父への移住を決めたと言います。
「移住先でお店を持つということに当初は不安がありましたが、
オープン後に、どんどん地域の人たちとの距離が縮まってくるのを感じました」
と話すかの子さん。また、秩父が舞台になったアニメのファンや、
ロードバイクの旅行者などのネットワークで、
ふくくるしょくどうが立ち寄りスポットとして広まったこともあり、
遠方から訪れるリピーターも多いそう。
小学校までは歩いて1時間強かかりますが、
最近はめっきり体力をつけた蒔結ちゃん。
元気に走り回る姿に、両親も目を細めます。
求めていたライフスタイルの中でプライベートも仕事も楽しむ細野さん。
お店には今日もみんなの笑顔があふれています。
■Information
ふくくる食堂
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください