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掲載日:2023年11月9日

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飯能市松本さん

 

思い立ったが吉日。

スムーズに実現した飯能での理想の暮らし。

 

松本さんご家族が都内から飯能市へ移住してきたのは2018年秋のこと。

北欧文化を感じられる施設『メッツア』のオープンを前に、

飯能市に注目が集まっていた頃でした。

 

友人が飯能市で家を買ったという話を聞き、軽い気持ちで遊びにきたのが始まりだったそう。

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「家を買いたいと思って色々見ていました。埼玉県だと川口とか浦和とか志木とか。

主人が栃木県出身なので、那須塩原も見に行きましたね。

ただ、どの町もこれと言った決め手がなくて。迷走している時でした。」(優衣さん)

 

『都内へ通勤できる場所』という条件で家探しをしていた松本さんにとって、

飯能市はノーマークだった町。ですが、家を買ったという友人家族が

都内まで通勤しているという話もあり、一気に飯能市が候補地として高まります。

 

「駅に降り立った時に、山が近かったんですよ。

埼玉って、あんまり山のイメージがないじゃないですか。

でも、飯能は山が見えるし、自然が豊かな町だなと感じました。」(和也さん)

 

それまで見ていた他の市町は、どちらかというと郊外の住宅地。

自然豊かな飯能市の風景は、松本さん家族にとって

十分すぎる決め手となりました。

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「私は新潟出身で、結婚を機に東京に出てきたんです。

主人の社宅がある築地に住んでいたのですが、

とにかく都会すぎてびっくりしました。長女を産んでから3年間は、

買い物するにも子供と電車に乗らなければいけないので、

だんだん嫌になってたんです。だから、飯能に決めようよって

主人に言いました(笑)」(優衣さん)

 

長女のすずちゃんは当時3歳。幼稚園に入園するまでには

引っ越したいと考えていた松本さんご家族は、

飯能市への移住を決め、土地探しをはじめます。

 

子育てしながら、自分のペースで営むカフェ

 

いざ飯能市への移住を決めると、スムーズに土地も見つかり、

初めて飯能市を訪れた冬から、次の年の秋には引っ越しも完了。

さらに、自分のお店を構えるという優衣さんの夢も

店舗併用住居という形で実現します。

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「家を建てるなら店舗併用住宅にしたいと考えていたので、

駅から分かりやすい場所も考えました。結果的に、

少し奥まった場所になってしまったけど、静かな環境だし

住むことを考えたら良かったと思っています。

 

あと、飯能市は女性一人で起業してお店を開いている人が

とにかく多いんです。子育てと両立しながらでも、

自分のペースで気負いせずに出来る環境って

すごくいいですよ。」(優衣さん)

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縁もゆかりもなく飛び込んだ飯能移住でしたが、

お店をしていることで知り合いも増え、

同じように子育てしながらお店を営む仲間がいることは、

とても心強いと話します。

 

また、優衣さんはお店を開業するのに飯能市の創業支援金も利用。

そういったバックアップ制度があることも後押しになりました。

 

田舎でもなく都会でもない、ちょうどいい場所

 

一方の和也さんは、現在も週5日、都内にある会社に通勤。

朝6:15に家を出て自転車で飯能駅まで向かい、

そこから1時間50分ほど電車に揺られて8時ごろに会社に到着。

帰りは毎日、特急電車『ラビュー』に乗ってプライベートな時間を満喫しています。

 

「正直、迷いはありましたよ。本当に通えるかなって(笑)。

でも平日の日中を過ごすのは妻と子供たちなので、

家族が暮らしやすい環境がいいなと思いました。

引っ越して2年経ちましたけど、通勤も慣れましたね」(和也さん)

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通勤時間は多少増えても、逆に自由な時間が確保できたり、

帰りに美味しいものをお土産に買って帰ったり。

都心への通勤と飯能ぐらしの両方を上手に楽しむのがポイントのようです。

 

「田舎に住んでるっていう感覚はないですね。

池袋とかも行こうと思えば、すぐ行けるし。と言っても、

私はほとんど電車に乗らなくなりましたけど(笑)。

車でフラッと買い物にいける環境に引っ越したかったので、

飯能はちょうどいい場所ですね。」(優衣さん)

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「何より飯能のいいところは、始発駅で座れること。

あとは、ラビュー(特急電車)に乗れば

必ず座って帰れることですね(笑)」(和也さん)

 

趣味に仕事に、飯能ぐらしを存分に楽しむ

 

松本さん宅の表札を見ると『組長』の文字。

4月からの2年間、地域の役割が始まるそう。

 

「引っ越してきてすぐに、次が順番だよと言われていたんです。

でも、20世帯近くあるので、一度やったら

次に回ってくるのは40年後くらいですね。

去年はコロナ禍で地域のお祭りもなかったので、

地域行事にはほとんど参加したことがなくて。

組長になったからには、地域のことも知ってみたいし、

楽しみたいなと思っています。」(優衣さん)

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取材中も近所の方がお昼ごはんを届けてくれたりと、

すっかり地域にも溶け込んでいる様子。

4月からは次女のひよちゃんも保育園デビュー。

待機児童はなく希望する保育園にも入園できたので、

慣れてきたらお店も再開したいと意気込んでいます。

 

「コロナ禍で緊急事態宣言になったとき、本当に引っ越して良かったなと思いました。

都内の狭いマンションに住んでいたら、大変だったと思います。

今の家はベランダでバーベキューもできるし、

少し歩けばメッツアにもいける。飯能河原へ行けば

川で遊ばせることもできます。主人は走るのが趣味なんですが、

毎週末いろんな場所へ走りに行けて、とても楽しそうです。」(優衣さん)

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「走っていても、都会よりも断然楽しいですね。

やっぱり自然が豊かで、景色がいいので気持ちいいです。

あと、しばらくは都内に通勤しようと思っていますが、

いつかは一緒にお店をやりたいですね。せっかく飯能へ引っ越してきたので、

私ももっと満喫したいと思っています」(和也さん)

 

■Information

omatsu(おまつ)

(始めのoは、оに¨(ウムラウト)つき)

Instagram @omatsu.ig

 

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企画財政部 地域政策課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎2階

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