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掲載日:2026年1月14日

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知事と立教大学学生の意見交換会(令和7年度)

埼玉県と立教大学では、令和5年度から学生が知事に政策提言を行う取組を行っています。これは若者の感性を県政に生かすとともに、学生の生きた学習の場として活用されることを目的としています。
学生は県政出前講座の受講や調査活動などを行い、政策研究を進めてきました。意見交換会では、学生が知事に政策を提言し、意見交換を行いました。

集合写真

実施状況

11月17日(月曜日)に、立教大学新座キャンパスにて、現代心理学部のゼミの学生が知事と意見交換を行いました。

1. 職員のメンタル不調者を減らすために(心理学科 松永 美希 教授ゼミ)

職員間のソーシャルサポートを目的とした部署間における「スキマヘルプ」制度の提案

【政策提言の要約】
県庁の抱える課題を、頻繁な部署異動や業務範囲の広さが職員ストレスの増加に寄与していると分析。相互支援によってストレスや疾病リスクを減少させ、メンタルヘルスの向上を目指す「スキマヘルプ」制度の創設を提言した。

【知事からのコメント・意見交換】
(知事)ソーシャルサポートで介入するというのは非常に面白いと思う。業務への責任体制はどうするのか、また、管理職の取組はどうしたらよいか、教えていただきたい。

(学生)提言内容を検討する中で、業務の責任について課題とは認識していたが、明確な答えを出すに至らなかった。管理職の取組について、知事から指摘があったとおり、「自分の部下には自分の仕事に専念してほしい」という考えは、もっともなものだと思うし、こうした考え方の職場もあるかと思う。一方で、以前はエース級の職員がいたものの現在は異動してしまい、後任の育成に苦労している職場や、一方であまり活躍できていない職員を別の部署で活躍させたいと考える上司も一定数いることと思う。そのような管理職の方々を中心に支援し、より良い組織運営につながる提言内容とした。

職場のコミュニケーション活性化によるストレス軽減を目的としたコーヒーナップの提案

【政策提言の要約】
県庁の抱える課題として、精神疾患による長期療養者の多さや危機管理対応時の長時間労働、さらに職員間・部署間のコミュニケーション不足を指摘。これに対し、コミュニケーション不足によるメンタル不調のリスクを軽減するため、短時間仮眠と仮眠前のコーヒー摂取を組み合わせた「コーヒーナップ」の導入を提言した。

【知事からのコメント・意見交換】
(知事)埼玉県庁では、ABWの導入や会議のオンライン化、テレワークを推進している。一方、指摘のとおりコミュニケーションが不足しているのではないかという懸念がある。上司と部下の関係において、プライベートな要素を含むコミュニケーションというものは有効に機能するのだろうか。

(学生)発表では「インフォーマルなコミュニケーション」と表現したが、職場環境においても有効であることが研究により示されている。例えば、コーヒーを淹れるちょっとした時間が、上司と部下のコミュニケーションを生み出す良いきっかけになるのではないかと考える。
 

松永ゼミ発表の様子1

松永ゼミ発表の様子2松永ゼミ発表の様子3

 

 

2.聴覚障害者への理解を促進し、デフスポーツを普及するには(映像身体学科 砂連尾 理 教授ゼミ)

共創するアート・ラボ ーろう者と健聴者のフラットな対話空間ー

【政策提言の要約】
デフリンピックの開催等により障害者への理解やデフスポーツの認知は広がっているが、私的な理解やコミュニケーションの場がまだ十分整っていない点を指摘。そこで、多様な参加者が共に協働できる創造的活動の場、「アート・ラボ」の創設を提案した。この「アート・ラボ」は聴覚障害の有無を問わず、誰もが自らの創造性を発揮し、他者の創造性に触れられる場となる。発表では、聴覚障害のあるゼミ生からの提案を取り入れた、インタラクティブなワークも披露。真のインクルーシブ社会の実現に向けた新たな基盤となる可能性を示した。

【知事からのコメント・意見交換】
(知事)フラットな対話空間、身体を通じた対話空間は非常に面白いと思った。障害者が能力を表現する機会が少ないことは課題である。デフリンピックなどのイベントを「開催して終わり」にせず、継続的な取組に発展させるためにはどうしたらよいだろうか、アイデアがあれば教えていただきたい。

(学生)能力表現の場を設けるための行政の取組は、アーティストを派遣してワークショップをする方法が多いが、経験や知識を持つ人材がいない場合、継続が難しいと感じている。そこで、県内で芸術を学ぶ学生に声をかけ、その学生が継続的に参加できるような取組があったらよいのではないかと考える。
 

砂連尾ゼミ発表の様子1砂連尾ゼミ発表の様子2

砂連尾ゼミ発表の様子3

 

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企画財政部 計画調整課   総括・SDGs推進担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎2階

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