学校地域WIN-WINプロジェクト
☆『学校地域WIN-WINフォーラム』について(PDF:472KB)
☆実践研究校の取組の進捗状況(PDF:392KB)
☆企業等とのマッチングの進捗状況(PDF:181KB)
※進捗状況は11月27日現在
目的
- 子供たちがより良い社会と幸福な人生の作り手となる力を育むため、「地域(企業、NPO、市町村、地域人材など。以下、同じ)の力(「Q&A(2)」参照)」を活用した実社会からの学びを充実するとともに学校の力を地域で生かす取組を推進します。
- 「次期学習指導要領等に向けたこれまでの審議のまとめ(中教審)」にある「社会に開かれた教育課程」や「カリキュラム・マネジメント」、「総合的な探究の時間」など、次期学習指導要領への対応に備えます。
「学校地域WIN-WINプロジェクト」教育プログラムについて(1月18日更新)
下記の企業より教育プログラムのご提案がありました。ご確認いただき、マッチング等ご希望の際は、生涯学習推進課地域連携担当(048-830-6979)までご連絡をお願いします。
積極的なご活用をお願いいたします。
また、当課では年間を通じて学校からのオーダーやご相談にも応じます。
事業の概要

(1) 教育局に窓口を設置し学校と地域をつなぐ
- 年間を通して「地域の力」を「教育活動(「Q&A(3)」参照)」に活用する取組や学校の力を地域に生かす取組の提案を学校から募集
- 学校や地域のニーズに応じて、教育局職員が学校と地域の両者のマッチング、コーディネートを実施
(2) 県立学校5校で、先行事例を打ち出し事業を牽引する
- 県立学校(高校4校 特別支援学校1校)を実践研究校として指定
- 学校、地域、県が連携しながら、学校・地域両方がWIN-WINとなるモデルを打ち出します。
(3) 学校地域WIN-WINフォーラムを開催する(1月)
- 実践研究校の生徒による研究発表。
- 学校職員と企業等との交流の機会を設ける。
平成30年度実践研究校5校の先行事例 概要と主な取組
1.埼玉県立小川高等学校
「小川高校「ふるさと創生」プロジェクト」 生徒有志 各10~30名
和紙のふるさと小川町と連携し、生徒が街の様々な行事に運営側として参加します。
【主な取組】
- 4月 廃校跡地利用の飲食店でのデザートの開発
- 6月 音楽祭運営・司会
- 11月 小川和紙フェスティバル参画
小川高校ホームページへ
2.埼玉県立庄和高等学校
「庄和の未来を共に創る「地域創生」物語」 生徒有志 約40人
春日部市・庄和商工会と連携し、アンケート、調査、関係者の助言等を通し課題の解決策を提言します。
【主な取組】
- 5月 庄和商工会との課題共有・意見交換
- 11月 庄和地域産業祭への参加 「かすかべ未来研究所」と連携
庄和商工会へのプレゼンテーション
庄和高校ホームページへ
3.埼玉県立鳩山高等学校
「ハトミライ☆プロジェクト」 全校生徒
鳩山町と連携し、地域の方との様々なふれあいを通し、生徒がともに鳩山町の活性化に取り組みます。
【主な取組】
- 6月~ 鳩山の桜について調査 役場との課題共有・意見交換
- 3月 桜の植樹 年間を通して小学生へ学習支援など
鳩山高校ホームページへ
4.埼玉県立吉川美南高等学校
「地域と吉川美南高校で奏でる芸術創造」 芸術系部活動の生徒 約50人
吉川市と連携し、生徒がアイディアを考え、グループワークを実施し、芸術イベント・街づくりに参画します。
【主な取組】
- 5月 吉川市長の講演、生徒との意見交換
- 9月 ジャズナイトへの参画
- 11月 市民祭りへの参画
吉川美南高校ホームページへ
5.埼玉県立越谷西特別支援学校
「越谷西特支ICTでつなぐ地域きずなプロジェクト」 児童生徒 約20人
日本工業大学、越谷総合技術高校と連携し、運動支援や名刺作成の障害者用ソフトの開発、地域・企業への製品提供を行います。
【主な取組】
- 5月 高校、大学と共同研究を開始
- 11月 県庁オープンデーや文化祭で名刺作成・ソフト紹介
越谷西特別支援学校ホームページへ
事業内容Q&A
(1)対象校種は
- 県立中学校、県立高校、県立特別支援学校(小学部、中学部、高等部)です。
(2)「地域の力」とは何を指すのか
- 企業、NPO、大学、地域人材など、県立学校以外の学校教育に活用できるスキルや知識、ノウハウなどを持ったものを指します。
(3)「教育活動」とは何を指すのか
- 授業・部活動・生徒会活動・学校行事等、多様な活動を想定しています。
※単発の講演会等は、当該取組の対象とはしません。
(4)「学校地域WIN-WINフォーラム」とは何か
- 先進事例として実践研究校の実践発表を行うほか、企業、NPO等と学校教員が交流する機会を設け、地域の力を活用した教育活動を推進します。