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ページ番号:239271

掲載日:2023年7月14日

令和5年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(日下部伸三議員)

知事公約について-医師不足と知事公約について-

Q 日下部伸三 議員(自民)

医師不足については、昨年の6月議会で医学部地域枠の拡充について、私、質問させていただきました。定数は令和4年度の33人から令和5年度45人と大幅に増えました。また、順天堂大医学部の分院の誘致など、それなりの取組を評価するところでございます。
知事は、2期目の公約の中で、医療人材の確保手段として奨学金制度の拡充を掲げておられます。私、昨年6月議会で地域枠の定員増とですね、奨学金を月額20万から25万に引き上げること、そして卒後の選択科目ですね、これを現行の小児科・産科・救命救急センターに脳外科と一般外科を加えることを提案いたしましたが、この知事の2期目の公約の奨学金制度拡充、これは何を意味するのか、御教示ください。

A 大野元裕 知事

奨学金制度は医師確保のための効果的な施策の一つと考えます。
中でも最も効果が高いのは、貸与枠の拡大と考えています。
議員お話しのとおり、今年度は地域枠奨学金の新規貸与枠を昨年の4大学33名から7大学45名へと増加をさせました。
今年度から新設した北里大学については、私自らがイニシアティブをとり、大学へ働き掛けをした結果、拡充に至ったものであります。
議員御提案の奨学金の増額については、現行の貸与額でも、令和5年度の応募倍率は6.9倍と定員を大きく超えていることから、当面は現行の貸与額を維持したいと考えています。
また、診療科の拡大についても政策的効果を最大限に高めるため、本県で特に必要としている現在の診療科に限定をしていきたいと思います。
なお、脳外科、一般外科を選択された方は医師不足地域で勤務することにより返還免除要件の勤務として認められます。
引き続き、近隣の大学医学部に積極的に働き掛けを行い、公約の実現に向け、地域枠の定数増等により医師の確保を図り、地域医療を充実させてまいります。

再Q 日下部伸三 議員(自民)

そうすると、今の知事の答弁だと、今45人の地域枠をですね、これを更に増やすという理解でよろしいでしょうか。

再A 大野元裕 知事

現状の私どもの施策の効果の検証も含め、現在では地域枠、つまり人数の増加が最も効果が高いと考えられるところであり、現状におきましては地域枠の拡大を目指していきたいと思っています。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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