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掲載日:2019年10月11日

令和元年9月定例会 知事提案説明要旨

令和元年9月20日招集の定例県議会における知事提案説明要旨

今定例会に御提案申し上げました諸議案のうち、主なものにつきまして、順次、御説明いたします。
はじめに、第83号議案「令和元年度埼玉県一般会計補正予算(第1号)」でございます。
参議院埼玉県選挙区選出議員に欠員が生じたことに伴い、公職選挙法の規定に基づき、補欠選挙が10月27日に実施されることとなりましたので、その管理執行に要する費用につきまして、所要の補正をお願いするものでございます。
この結果、補正予算第1号の補正額は、22億550万7千円となり、既定予算との累計額は、1兆8,906億6,550万7千円となります。
この補正予算につきましては、告示日との関係で急施を要しますので、他の案件に先立って御審議賜りますようお願い申し上げます。
次に第84号議案「令和元年度埼玉県一般会計補正予算(第2号)」でございます。
国庫支出金や財政措置が有利な県債を活用して公共事業を追加するものでございます。
本県の道路網の骨格を形成する幹線道路の整備や連続立体交差事業などに取り組んでまいります。
また、国の進める「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策」の対象となる緊急性の高い箇所を中心に、河川の拡幅工事などを前倒しして実施いたします。
この結果、補正予算第2号の補正額は、55億134万4千円となり、既定予算に、先ほど御説明した補正予算第1号と補正予算第2号を合わせた累計額は、1兆8,961億6,685万1千円となります。
次に、その他の議案のうち、主なものにつきまして御説明を申し上げます。
第85号議案「埼玉県心身障害者扶養共済制度条例及び埼玉県ふぐの取扱い等に関する条例の一部を改正する条例」は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行を踏まえ、成年被後見人等に係る欠格条項の見直しなどを行うものでございます。
第88号議案は、新学習指導要領で求められている生徒の情報活用能力の育成を図るため、県立学校の授業で使用する超短焦点プロジェクター及びマグネットスクリーンを取得するものでございます。
その他の議案につきましては、提案理由等により御了承をいただきたいと存じます。
以上で私の説明を終わりますが、何とぞ慎重審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げます。

令和元年9月20日招集の定例県議会における追加議案の知事提案説明要旨

ただいま、御提案申し上げました議案につきまして、御説明いたします。
今回の補正予算は、本県で発生した豚コレラによる被害を受けた農家への支援や、感染予防・まん延防止等に要する経費を計上するものでございます。
これまでの経緯でございますが、9月13日に秩父市の養豚場において、豚コレラの疑似患畜が確認されたため、その直後に「埼玉県豚コレラ緊急対策本部会議」を開催し、防疫方針を決定いたしました。
予備費等を活用し、速やかに殺処分・埋却処分などを実施したところ、17日に防疫措置を完了しました。
また、9月17日に小鹿野町の養豚場において、2例目の疑似患畜が確認されましたが、20日に防疫措置を完了しております。
このような緊急的な対応に加え、今回の補正予算では、豚コレラによる被害を受けた農家や周辺農家が、経営再建に向けて必要な資金を直ちに確保できるよう無利子のつなぎ融資制度の創設や、出荷制限や自粛により経済的な損失が生じた農家への助成などを行ってまいります。
また、感染予防・まん延防止対策として、野生いのしし防護柵や防鳥ネットの設置に係る国などの助成について、県による補助金の上乗せを行い、農場のバイオセキュリティの強化などを支援いたします。
このほか、危機管理上の観点から、今後万一、豚コレラが発生した場合においても、早期に対応ができるよう防疫措置に要する経費を計上し、万全を期してまいります。
この結果、一般会計の補正予算額は、10億6,444万2千円となり、既定予算と先に御提案申し上げました補正予算第2号、そして今回の補正予算第3号を合わせた累計額は、1兆8,972億3,129万3千円となります。
以上で私の説明を終わりますが、何とぞ慎重審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げます。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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