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掲載日:2021年10月11日

平成30年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(須賀敬史議員)

県道蕨桜町線の蕨陸橋東交差点の渋滞対策について

Q   須賀敬史  議員(自民

県道蕨桜町線の川口蕨陸橋を草加市方面に向かって降りてすぐの蕨陸橋東交差点には、蕨駅方面に右折するための右折避譲帯が設置されています。しかし、右折車が1台ならば後続の直進車がすり抜けるスペースがありますが、2台止まってしまうと後続の直進車は進めず、朝夕の通勤通学時には交通渋滞が発生しています。この渋滞は、京浜東北線を挟んだ陸橋の反対側まで影響し、西川口駅や南浦和駅に近い他の陸橋をう回したほうが早く到着できるほど県民生活に大きな支障を来しています。また、この陸橋は県立蕨高校の通学路でもあり、登下校時には多くの生徒が自転車で利用しています。そのため安全性の確保から、自転車レーンに沿ってポストコーンが設置されている結果、車道の幅員が3.2メートルとなっており、直進、右折の2車線を確保することが困難となっています。
渋滞解消には、陸橋の改良も含めた大規模な抜本的な対策が必要となりますが、莫大な費用や長期工事が住民に与える影響などを考えると、難しいところは理解できるところであります。しかし、県民生活に大きな影響を及ぼしているこの交差点の渋滞をこのまま放置するわけにはいきません。
そこで、できるだけ早急に応急対策を望みますが、蕨陸橋東交差点の改良について、県土整備部長にお伺いします。併せて、渋滞緩和対策について、警察本部長に御所見をお伺いします。

 

A   西成秀幸   県土整備部長

県道蕨桜町線は、蕨市の蕨陸橋西交差点からJR東北本線などを越え、川口市の県道さいたま鳩ヶ谷線に至る地域の主要な道路です。
蕨陸橋東交差点は、陸橋から蕨駅方面に向かう車のために直進車線を広げ、右折避譲帯を設置しておりますが、右折車が複数台滞留すると、直進車両の通行が困難となっております。
右折避譲帯の延伸には陸橋の取り付け部の拡幅が必要となりますが、沿道には多くの中高層建築物が立地し、用地買収は困難な状況です。
今後とも、蕨陸橋東交差点の改良に向け、現在の道路区域の中での対策について地元市や警察とともに検討してまいります。

A   富田邦敬   警察本部長

蕨陸橋東交差点の県道蕨桜町線につきましては、議員ご指摘のとおり、車道幅員は3.2メートルとなっており、そのため、右折車線が整備できず、右折避譲帯が代わりに設置されているものと承知しております。
これにより、特に朝夕の交通量の多い時間帯に陸橋を渡り同交差点を右折しようとする車両が滞留し、陸橋上まで渋滞が発生しているものと認識しているところであります。
交通を管理する警察といたしましては、同交差点の信号機は、交通管制センターのコンピュータで制御しており、この信号機につきまして、蕨桜町線側の青色灯火の点灯時間を通常44秒であるところ、朝夕のラッシュ時には、64秒まで延長させるなど、信号のサイクルを変動させることで、渋滞の緩和を図っているところであります。
ただ、交通渋滞につきましては、交通量あるいは道路構造の問題と不可分でありますので、今後も、道路管理者等の関係機関と緊密な連携を図り、警察としましては、同交差点の交通規制を検討しつつ、安全かつ円滑な交通環境の確立に努めていきたいと考えております。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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