【あれも！これも！Made in 埼玉！】第2回：輸送用機械器具製造業

私たちが普段乗る自動車や飛行機などの「乗り物」の製造も埼玉県内では盛んなことをご存じでしたか？

皆さんが普段乗っている「乗り物」自体や部品も、「Made in 埼玉」かもしれません！

そんな「輸送用機械器具製造業」の立地企業(※)が作る製品について、お伝えします。

 (※)「立地企業」とは、埼玉県が企業誘致活動を本格化させた平成17年1月以降に一定の条件を満たす工場等を立地した企業を指します。

輸送用機械器具製造業とは！？

「輸送用機械器具製造業」は、一言でいえば「乗り物」を製造する仕事です。

自動車や航空機などの最終製品の組み立てや各部品の製造等が当たります。

1つの完成品に使用される部品数は、ガソリン燃料車で約3万個、大型の航空機で約300万個とも言われています。

多種多様な部品が必要なため、輸送用機械器具製造業は裾野が広く、多くの雇用を生んでいます。

埼玉県の状況

全国で作られる輸送用機械器具製品の約3.9％が埼玉県内で製造されており、全国7位の数値となっています。（総務省「2019年工業統計調査」を基に算出。以下同じ。）

また、全国の輸送用機械器具製造にかかわる事業所の約5.5％（全国4位）が埼玉県内にあるほか、全国の輸送用機械器具業で働いている人の約4.2％（全国6位）が埼玉県内で働いているなど、「輸送用機械器具製造業」の企業が集まっています。

立地企業が製造する「Made in 埼玉」

立地企業の中にも輸送用機械器具製造業の企業が多くあります。

埼玉県内には、完成車を製造する工場を有する大手自動車メーカーが存在するだけでなく、自動車部品メーカーも数多く集積しています。

埼玉県内で製造された自動車部品は、幅広いメーカーの自動車に使用されていることから、皆さんが乗っている自動車の中にも「あれも！」「これも！」といろいろな場所に「Made in 埼玉」の部品が使われているはずです。

普段利用する「乗り物」に、どのような部品が使われているのか、どのような企業が製造しているのか、ぜひ調べてみてください！

※参考リンク：立地企業の話題・主な立地企業