ページ番号:24325

掲載日:2021年6月28日

ここから本文です。

彩の国コミュニティ協議会について

saikomikun01    コミュニティとは、いま暮らしている地域をより良くしようという人々の活動によって生み出される生活の場のことであり、住民自らが地域の課題解決のために、住みよい地域環境を創造する様々なボランティア活動がコミュニティ活動です。

   「彩の国コミュニティ協議会」が推進していくコミュニティ運動は、世代を超えた全ての住民、市民
活動団体・NPO、企業、行政が主体性や自主性を基調として対等の立場でパートナーシップを結び、コミュニティ活動や地域社会貢献活動を実践・支援する中で、地域課題の解決や地域文化の創造を図り、「心のふれあう豊かで住みよいコミュニティ(地域社会)」を実現することにあります。

彩の国コミュニティ活動推進の基本方針

第1 目的

地域の課題とコミュニティ活動

   今日の地域社会においては、少子・高齢化、国際化の進展等により、子育て、介護・独居老人の問題、定住外国人との交流等、多くの課題が生じている。一方で核家族化やライフスタイルの変化から、従来からの地域の絆や世代間の交流が希薄になってきており、こうした課題を解決するためには、地域に住む人たちや様々な団体がお互いに支え合い、地域全体で取り組む必要がある。
   コミュニティとは、いま暮らしている地域をより良くしようという人々の活動によって生み出される生活の場のことであり、住民自らが地域の課題解決のために、住みよい地域環境を創造する様々なボランティア活動がコミュニティ活動である。
   東日本大震災では、阪神淡路大震災以降積み上げられたボランティアやNPOの力が大いに発揮されている。また、地域の絆やつながりの大切さが改めて認識され、地域社会が本来持っていた助け合いの再生が強く求められている。

多様な主体による地域社会づくりと彩の国コミュニティ協議会の活動

   埼玉県では、平成29年度を初年度とする新たな5か年計画「希望・活躍・うるおいの埼玉」を策定し、異次元の高齢化が進む中、地域の活力を維持していくため、県民、NPO、地域団体、企業など多様な主体による共助の取り組みを進めることとしている。
   今後、彩の国コミュニティ協議会では、世代を超えた全ての住民、市民活動団体・NPO、企業、行政などが対等の立場でパートナーシップを結び、共に支え合う共助社会づくりに向け、地域の実情に応じた多様なコミュニティ活動を推進する。

第2 展開方法

   豊かな彩の国づくりを進めるためには、県民の自主的な意思に基づく、社会福祉、保健医療、介護、緑と川の再生、環境美化・保全、青少年健全育成、子育て支援活動、交通安全、防犯、防災・災害対策、スポ-ツ及び芸術文化などの多分野での活動が、それぞれの地域に応じた、地域に根ざした多彩な仕組みの中で行なわれることが必要である。
   そこで、すべての県民がコミュニティ活動に参加できるよう、次のとおりスローガンを設定する。
   『広げよう コミュニティの輪』
   このスローガンのもと、次のような具体的項目を立てて、活動を展開する。

  1. 心のふれあいを深める
  2. 健やかな心身を育てる
  3. 住みよいふるさとをつくる
  4. 郷土を知り、郷土を想う

第3 推進組織

   コミュニティ活動を県民全体の活動として総合的に実践していく本協議会は、趣旨に賛同するあらゆる団体、NPO、企業、市町村協議会、行政機関、個人等が自由に参加する組織とする。

第4 推進体制

   この活動を効果的かつ創造的に展開するため、それぞれ次のような役割を果たしつつ、相互に連携し、協働しながら推進する体制を確立する。

1 彩の国コミュニティ協議会

   県域団体と密接な連携を図りながら全県的なコミュニティ活動を推進するとともに、市町村協議会等に対し支援を行う。

2 市町村協議会(団体会員)

   地域のコミュニティ活動の中心となり、地域の実情に応じた多様な活動を実践し、コミュニティ活動を推進する。また住民、市民活動団体・NPO、企業、行政を結び付ける「つなぎ役」としての役割を担う。

3 県域団体

   会員相互及び住民、市民活動団体・NPO、企業、行政と連携・協働し、それぞれの団体等の本来的活動を実践する。下部団体がある場合には、それらへの普及啓発を推進する。

4 企業会員

   会員相互及び住民、市民活動団体・NPO、行政と連携・協働し、社員の地域社会活動参加の支援、企業の地域社会貢献活動、CSR活動などを中心に、各企業の特性を生かしたコミュニティ活動を推進する。

5 行政会員

   市町村協議会等と連携・協働し、コミュニティ活動を推進する。

6 賛助会員

   会員相互及び住民、市民活動団体・NPO、行政、企業と連携・協働し、コミュニティ活動を推進する。

※ CSR(Corporate Social Responsibility)企業の社会的責任。企業が事業活動において利益を優先するだけでなく、顧客、株主、従業員、地域社会などの様々な利害関係者との関係を重視しながら果たす社会的責任。

お問い合わせ

県民生活部 共助社会づくり課 NPO認証担当(コミュニティ) (彩の国コミュニティ協議会)

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第三庁舎3階

ファックス:048-830-4751

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?