～高校生グループインタビュー～私たちの街自慢！ 沿線地域の魅力的なスポットとは？

埼玉高速鉄道沿線の魅力を高校生が再発見

埼玉高速鉄道（SR）は沿線住民の通勤通学の足として多くの人が利用しています。
今回は、沿線の高校に通学する生徒さん10名（浦和学院高校1名、浦和東高校3名、川口東高校2名、市立川口高校4名）に参加いただき、沿線の魅力について語っていただきました。

テーマ1 高校生に人気の沿線スポットは？

～沿線で遊びに行くなら～

「埼玉スタジアム2002」

沿線でよく遊びに行く場所として「埼玉スタジアム2002」を挙げた人が最も多く、「サッカー観戦に行きます！」という意見がほとんどでしたが、次のようなスタジアム外での楽しみ方もありました！
・「試合開催時にスタジアム手前に出ている『SR屋台村』も利用しています」
・「バスケットゴールがあるので、よくバスケをしに行きます」
・「スタジアムで毎月開催しているフリーマーケットに家族で一緒に行きます」
サッカー専用スタジアムとはいえ、スポーツ好きでもそうでない人でも楽しめる場所として利用されています。

SR沿線は公園などの広場も多く、幼少時代、よく外で遊んでいたという意見も

「イオンモール浦和美園」

イオンモール浦和美園は、埼玉スタジアム2002の次に挙げた人が多く、お出かけスポットとして男女問わず人気です。
・「学校に近く、大抵の買い物はイオンでそろうので、週に何度も通っています」
・「買い物や食事ができて、映画まで観られるのがいいですね」
・「今年の3月に『ウニクス浦和美園』もできましたが、友達と遊ぶときには駅から近いイオンモールに行くことのほうが多いです」という意見は、主に電車を利用している高校生ならではの意見かもしれません。

 

イオンモールがあれば、買い物からエンタメまでばっちり!?

～おいしい店なら～

東川口はラーメン激戦区

SRとJRの乗換駅である東川口駅周辺は、スクールバスの発着駅として沿線の学生たちが訪れることの多いエリアです。「東川口の有名なラーメン屋で、いつも行列ができています」と男子から名前が挙がったのが、まぜそばが人気の「桐龍」。東川口には、トッピングの醤油漬けニンニクが癖になる「鳳神角ふじ」、豚骨醤油を店主こだわりの自家製麺で提供する「桑原亭」といった行列ができる人気ラーメン店もあります。お腹を空かせた学生たちが立ち寄ることも多いようです。

SR沿線は実はラーメン激戦区!?

絶品！スイーツ店・パン屋

一方、女子から挙がったのは地元で人気のスイーツ店です。
沿線以外の人にもよく知られているのが「アルカイク」。チョコレートケーキやモンブランがおいしいと遠方から車で訪れる人も多い名店との話です。
「シュルプリーズ」は、四季折々のお菓子が人気の地元で愛される評判のお店です。
「フラッフ」は、東川口駅から徒歩20分と駅から離れた住宅街の中にあるという立地ながら、看板のシュークリームがすぐに売り切れるなど、「お手頃価格でおいしい！」と評判だそうです。
また、川口市内を中心に展開している「デイジイ」は、鳩ヶ谷周辺に店舗が多いこともあって地元では誰もが知っている定番のパン屋です。カフェ・レストランを併設している店舗もあり、友人同士や家族連れなど幅広い年齢・男女を問わず多くの人に利用されているとの話です。
鳩ヶ谷の『パン・ピジョン』はパン好きの間でも人気のお店で、特にクリームパンが絶品という人もいました。

学生さんらしく、グルメの話題が半数をしめる結果に

テーマ2 幅広い年代の人が楽しめるお出かけスポットもたくさん！

沿線の公園

新井宿駅が最寄りの「川口市立グリーンセンター」は、広い敷地の中で四季折々の草花を愛でたり、遊具で遊んだりできる川口市民憩いの場です。「夏はプール、冬はスケート場になるので、高校生になった今も遊びに行くことがあります」という人がいるなど、幅広い世代に愛されている公園です。
また、「ランニングをする高齢者のかたもたくさん利用しています」と挙げてくれたのが、東川口駅からバスで25分の「県民健康福祉村」です。屋内にはトレーニングジムやプール、屋外にはテニスコート・ソフトボール場など、さまざまなスポーツ施設と公園が一体となっています。フットサルコートもあるので、幅広い世代に利用されているとの話でした。
浦和美園周辺にも公園があります。
「しらこばと水上公園」のプールは施設が充実しているので、毎年行っているという人がいました。プール入園料とSR各駅から浦和美園駅までの往復運賃、国際興業バスの浦和美園駅からの往復運賃をセットにした「しらこばと往復割引セット乗車券」が夏季に販売しているので割引セット乗車券をよく利用しているとの話でした。
そのほか、浦和学院高校の近くにある「さぎ山記念公園」は、運動はもちろん、池で釣りができる公園です。また、隣接する「見沼自然公園」は、その名の通り自然が豊かで静かな公園との話です。こちらはゆったり自然を楽しみながら散策するのにおすすめだそうです。

遊歩道

「新芝川沿いの遊歩道」は整備されているので、ウォーキングやランニングをしているお年寄りが多いとの話です。
「緑のヘルシーロード」（利根大堰～川口市立グリーンセンター）も、ジョギングやサイクリングをしている人が多い遊歩道だそうです。

子どもからお年寄りまで、あらゆる世代が楽しめるスポットがたくさん。

「埼玉県彩の国ビジュアルプラザ」

鳩ヶ谷駅からバスで10分の「SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ」は、映像・映画に関する展示や映像ホールでの映画などの上映で、子どもから大人まで楽しく遊べる施設との話です。
常設展では、映画が作られる過程を、年数回開催する企画展では様々なテーマで最新の映像表現や技術を、実際の装置に触れて体験することができます。

図書館

鳩ヶ谷エリアはJR川口駅にもバスや自転車で行けることから、「鳩ヶ谷図書館」だけでなく、川口駅前の「キュポ・ラ」内にある「中央図書館」を利用するという人もいました。少し足を伸ばせばどちらも利用できるので大変便利だそうです。

「川口オートレース場」

南鳩ヶ谷駅と西川口駅のちょうど中間にある「川口オートレース場」は、川口市で毎年夏に行われる「たたら祭り花火大会」の会場になります。オートレースだけでなく、花火のときに賑わうスポットで家族と毎年訪れているという人もいました。

各駅まんべんなくスポット情報があがりました。それぞれの駅周辺に魅力があるようです

最後に、学生さんから今回のグループインタビューに参加した感想を語ってもらいました。

• 「浦和美園駅の周りには新しいマンションや商業施設ができ、公園も整備されるなど変化してきています。使いやすく住みやすい街だと思うので、これからもっと発展していってくれたらうれしい」
• 「沿線外から引っ越しを検討している人にとっては、東京から近いのに土地や家が安いのが大きな魅力です。特に鳩ヶ谷や東川口周辺エリアは、埼玉高速鉄道・JRともに駅がたくさんあり、交通の便も良いです」
• 「沿線に住んでいて、今までは何もない所だと思っていたのですが、実はいろいろなスポットや楽しみ方があることがわかり、魅力を再発見できました。教えてもらったスポットに行ってみようと思います」
• 「毎日使っている路線、ふだんから目にしている場所だとなかなか魅力が見えづらいものです。今回のグループインタビューでは、県外に住んでいたり、沿線外から学校に通っていたりする参加者との交流を通じて、沿線の魅力をたくさん発見できました」

【編集後記】

今回は、夏休みの期間に沿線の高校生に集まってもらいました。
お忙しい中、生徒さんをはじめ、各高校の先生方など多くの皆さまにご協力をいただきました。関係者の皆さまに深く感謝いたします。
さて、SR沿線には、学生の胃袋をガッチリつかむラーメン屋をはじめ、地元で愛されるパン屋、女子が夢中になるスイーツ店など、グルメスポットがたくさんあることを教えてもらいました。
また、SR沿線には、スポーツを楽しめる施設、子供から高齢者まで多世代がのんびりと時間を過せる大きな公園、映画や最先端のデジタル技術など若者の興味を刺激する施設などもお薦めとのことでした。

今回のグループインタビューでは

○魅力的な飲食店が充実
○スポーツを楽しめる施設、図書館や公園等の公共施設が多く高校生のみならず多世代で暮らしやすい

など、沿線の魅力として大きく取り上げられました。
記事の中で取り上げられなかったお店や施設も生徒さんからたくさん挙がりました。
是非足を運んでみてください！

 

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