掲載日:2023年7月19日
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鷲宮催馬楽神楽の正式名称を土師一流催馬楽神楽といいます。鷲宮神社は、古代に「土師部(ハジベ)」の人々が創建した神社との伝承があり、初めは「土師宮」と称していたのが、いつからか「ハジ」が「ワシ」に訛って現在の社名になったと伝えられています。鷲宮催馬楽神楽もこの伝承に基づき、「土師一流」の流派名を用いています。催馬楽とは、平安時代に流行した歌謡の一種です。一説には、地方から朝廷に年貢を運ぶ時に馬子が歌ったことから、この名前がついたと言われています。このように、古い時代の歌が演目に取り入れられているのです。
鷲宮催馬楽神楽は鷲宮神社において年6回行われています。神社の祭礼にあわせて行われており、屋台なども出る楽しい雰囲気の中で行われています。自由に見学できますので、ぜひ現地でご覧ください。
年6回開催(1月1日、2月14日、4月10日、7月31日、10月10日、12月初酉日 ※2023年は12月5日(火))
時間 11:00頃~15:00頃
※1月1日は午前0時頃からも実施
鷲宮神社(久喜市鷲宮1-6-1)
久喜市教育委員会文化財保護課
電話 0480-58-1111
諸事情により変更となる場合があります。
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